2005/12/31 大晦日です
昨日は恒例のFMアップルでの今年最後の放送。今年の出来事をそう洗いしました。吹矢さんからオーガニック野菜の話をうかがい、田中さんから食文化の崩壊の話を聞きました。テーブル囲んで家庭料理を食べる風習がなくなりつつある。どうもこれを壊したのは団塊の世代らしい。食文化の復活は団塊ジュニアに頼むしかないようだ。
2005/12/29 寒波が押し寄せてます
朝の地下鉄駅で今年最後の街頭演説。皆さん寒そうに地下鉄駅に急いでますが、たくさんの人から激励されました。大雪でどこもかしこも大渋滞で、あいさつ回りはなかなかできません。
2005/12/25 クリスマス
北海道は猛吹雪、12月には珍しいくらいの積雪です。地球温暖化と積雪量の関係は反比例のはずですが。そういえば温暖化でニューヨークが雪に埋もれて氷河期再来の映画ありました。明日の街頭演説寒そうです。
2005/12/23 議員インターンシップ学生と
北海道への議員インターンシップ制度を導入したのは、8年前ほど前。東京からの調査団を受け入れたときからです。今年もすでに40人ほどの希望がある由。卒業前に政治家の活動振りを見ておこうと思った人から、将来政治家を志す人など動機はさまざまだが北海道にも根を張ったようです。今夜は実行委員会の現役、OB、OGと忘年会です。話に花が咲きました。
2005/12/17 民主党大会終える
多くの出席者は「自民党とどこが違うのか」を問うている。違いを明示しれきれていないことにもどかしさを感じている。しかし明らかではないのか。「偉大なるイエスマンだらけの党か、多様な意見を尊重しあう党か」、「驕慢か謙虚か」の違いを出せばよいのではないか。指導者にもっとも必要な資質は「謙虚さ」であろう。謙虚であれば人材も集まる、よき意見も智恵も集まってくる。
2005/12/13 前原代表発言
前原代表のアメリカでの発言が話題になっている。シーレーン防衛や集団的自衛権にまで言及したので論議をよんでいる。外国発では真意がゆがめられることもあるので、正確なテキストを配布しておくべきであった。またこの際しっかりした議論をするときがきたのであろう。
2005/12/11 忘年会シーズン
昨日は忘年会4回出席、どの会で何を食べたか記憶が怪しくなります。それより小食に徹することが肝心です。でも話が弾むとつい食べ過ぎます。どうも政治家は暮れと正月は肥満になりがちです。
2005/12/08 独占禁止法の勉強会
厚谷元北海道大学法学部長をお呼びして朝食勉強会です。これほど公取委が活躍する国はないそうです。どうも談合やカルテルに罪悪感がないからかもしれません。発注者が怒らなければならないのですが、実態はどうもそうでもありません。意識の改革が必要です。
2005/12/05 企業人との懇談
政治の基本は経済活動です。政策の80%以上は何らかの経済活動と関係しています。企業人との意見交換は欠かせれません。北海道経済も本州から少しずつ暖かい風が吹きそうな気配ですが、それまで持ちこたえなければなりません。そのためには北海道庁の財政再建と公的金融機関の機能化が欠かせません。
2005/12/04 地域でのふれあいトーク
選挙後初の国政報告を兼ねたふれあいトークを開催しました。町内会の方々と国の行く末、地域問題など語りました。特にナショナリズムが強まっていること、倫理観が希薄になっていること、市場主義という競争社会に向かっていることなど的確な意見が出されました。皆さんよく見ておられると私のほうが勉強になりました。
2005/11/30 姉歯建築設計事務所事件
構造設計をインチキしていた、審査会社が何件もそれを許可していた。官が行っていた審査を民間会社へ移管するつまり、「官から民へ」への市場主義は小泉総理、竹中平蔵が敷いた大きな流れだが、その危険な部分がきしくも現れた。市場主義者はこのような事件も市場が判断をする。つまり市場の評価を失った企業は淘汰されることで市場(企業)の秩序は回復すると言う論理である。この論理の中には犠牲者(被害を受けた消費者)の立場が抜け落ちている。市場原理にゆだねると危険な部分は官の監視が行き渡るようにして、被害者へのセーフティネットを張ることが政府の役割だと私たちはかねがね主張してきた。
2005/11/25 アフリカの太鼓
幼いころから和太鼓を修練した若者が手でたたくアフリカの太鼓に魅せられて、ガーナに1年間修学のたびに。その響きは魂を揺さぶるよう。すっかりとりこになった。来年の私の新年会に演奏してもらうようにお願いした。
2005/11/22 54人の第一次公認候補
本日の常任幹事会で先の総選挙で惜敗された54人の候補者が公認された。公認基準にのっとり選定を党大会前にも決定しようとの執行部の意気込みである。ベテランの方、新人の方、異常な選挙を戦い破れたのだが、再び地域から民主党の炎を上げて欲しい。
2005/11/17 拉致問題特別委員会
横田滋さんとは因縁浅からぬ仲、委員会で始めて質問しました。「外務省はじめ日本政府は拉致問題を軽視し、国交正常化を急いだのではないか。警察庁は拉致疑惑を正確に外交当局に伝えていなかったのではないか。国連など多国間の支援を求めて北朝鮮に圧力をかけるべし。」との論を展開しました。
2005/11/15 島さとしさん
愛知県選出の衆議院議員島聡さんはIT分野や新規事業などの法案つくりに活躍していた方でした。松下政経塾出身の俊秀です。しかし今回選挙に破れました。3期10年の衆議院議員の経験があるだけにむしろ転職は難しいものですが、今般ソフトバンク社の社長室長に迎えられたとのこと。その能力を買われ政治家からの転進です。政治家と社会人との相互転進が活発になる時代になったようです。
2005/11/10 冬来る
朝起きると一面の雪景色です。とうとう冬到来です。
2005/11/08 衆議院議員公認基準
候補者の公認選定は政党にとって大切な行為です。ともすると恣意的になりますしかといって杓子定規だと有為の人材の芽をつぶしかねません。今回内規でしか過ぎなかった公認基準を定めることとなりました。活発な議論が続出しました。特に年齢制限を加えることに異論もありましたが、党が脱皮するにはやむを得ないでしょう。
2005/11/03 文化の日
菊の花の仕立ての品評会です。英国ではバラですが日本は菊ですね。振り返るとあちこちに菊の愛好家は沢山います。玄関先に何気なく丹精込めた菊の花があると清清しいですね。
2005/11/01 内閣改造そして国会閉幕
安倍晋三の官房長官、麻生太郎の外務大臣、世評では安倍晋三一歩リードとしているが私の見方は逆です。官房長官はあくまで黒子です。業績を残せるのは外務大臣のほうです。さて小泉総理の腹はどうでしょうか。それにしても来年の靖国参拝、恐ろしい気分です。
2005/10/30 北海道民主議員ネットでパネラーに
パネラーになりました。民主党の敗因分析として「準備不足と戦う姿勢に欠けていたこと」、これからの民主党の再建策では「地方組織の充実と自民党との対決軸を明らかにすること」、北海道の自治や経済政策では「税財源の移譲と観光など具体的経済政策の充実」などなど語りました。
2005/10/29 共助の論理
市場主義は個人主義から、社会主義は平等主義に、しかしいずれも弊害が多すぎる。個人主義は負け組みを数多く作り、平等は悪平等を招きやすく、社会の活力をそぎかねない。だからこそ共に助け合う共助の仕組みが必要では。地域のコミュニティ、ボランティア、NPO、PTAから町内会まで共助の組織です。あたかも団塊の世代が退職を迎えます。共助の組織を今一度充実させる好機を迎えました。
ところで労働組合も農業協同組合も共助の組織であったはず。
2005/10/27 「小さな政府VS大きな政府」研究会発足
民主党のバックボーンを明らかにすべく研究会をスタートさせました。記念講演を榊原英資教授にお願いしました。「市場原理主義は取らない、しかしマーケットメカニズムを上手につかいつつセイフティネットを張る政策、、経済政策で明確な対決軸を作るべし」。具体的には年金、医療の制度改革に明確な違いを出すべきでしょうか。
2005/10/25 常任幹事会で選挙総括議論
選挙になぜ負けたか率直な意見交換が行われました。小泉劇場、メディアジャック、公報手段、選挙争点などなどです。私からは、「旧来の社会が変化してきたのでは、伝統的政治風土や環境が激変したのかもしれない。政治学者や社会学者も動員して精緻な分析を試みるべき」と提言しました。「またマニフェスト選挙を誤解している。野党のマニフェストは未来の政策を明示するものだが、与党のそれは過去の実績を明らかにするもののはず。与党の公約未達成部分を鋭く突くべきであった」とも指摘しました。11月初旬にも公式見解として発表されます。
2005/10/23 札幌市民ミーテングに出席
札幌市長と市政について語る会に出席しました。高齢者無料パスの改正、除雪対策、オリンピック誘致の状況。どれも市民の関心を呼ぶものばかり。しかしどれも予算がなくては満足な対策は打てません。地方自治の予算は窮迫しています。国の予算の赤字常態のつけは一番先に地方自治に現れたのです。行財政の改革を求める声は地方自治から真っ先に上がるでしょう。
2005/10/20 中国での国際会議に出席しました
中国政府開催の国際食料見本市を記念して第一回日中農業貿易サミットフォーラムに日本側代表として出席しました。日中間の農産品貿易は急速度で進展しています。一方中国の最大の政治課題は農村農民の安定策です。私たち農村開発に携わってきた者のノーハウーなどの交流を行いました。時あたかも日中間に不測の事態を心配する方もいたのですが、このときだからこそ地道な日中間の交流を絶やしてはいけません。有意義な国際会議でした。
2005/10/16 秋は深まりつつ
清田区の文化祭に出席、市民の文化活動は素人の域を出つつある。旭川へ、見事な紅葉を見ることができました。気が付かないうちに秋は深まりつつあります。そういえば今年は、夏休みもお盆休みもありませんでした。ほろ苦い秋です。もっとも秋はいつでも感傷の秋ですか。
2005/10/15 収穫祭
今年で4回目を迎えた収穫祭、生まれ故郷の当別からにんじんやジャガイモなどを事務所前の駐車場で割安に販売。ご近所の魚屋さんも秋味など旬の魚を即売。ガレージセールも一緒に。
夕方は結婚式、同窓会の110周年懇親会、同期会と大忙しの一日。
2005/10/14 作曲家梁田氏のレリーフ
私の母校札幌南高等学校出身の作曲家梁田貞を記念してレリーフを札幌市に寄贈した。上田市長も音楽好き、とくに梁田氏作曲のどんぐりコロコロは市長のおはこ。旧創生小学校の跡地に展示する由。
2005/10/12 東京セミナー
「人つくりは国つくり」をテーマにセミナーを開催しました。東京学芸大学の山田教授、前田建設の前田会長、リクルートワークスの大久保所長などのパネラーを迎えて熱心な議論は多くの人の関心を呼びました。懇親会には前原新代表、鳩山幹事長、菅元代表、そして議会を代表して横路副議長とそうそうたる方々の参加を戴きました。有難うございます。
2005/10/07 郵政民営化特別委員会
総選挙後の小泉総理との初対決、しかし総理の鼻息の荒い答弁にうんざり。政府案はかってドイツが行った郵政3事業の分割民営化案をモデルにしたもの。結局「資本の論理」に抗し難く地方の郵便局は消滅した。そのため2000年に金融部分を郵便会社が再吸収せざるを得なかった(ドイツ2000年モデル)。今回の民主党案はこのドイツ2000年モデルを参考にしたもの。どちらが国民のためになるのか議論したのだが。
2005/10/04 労働組合との関係
常任幹事会で労働組合との関係が議論された。総選挙直後の現時点での分析は冷静さを欠くかもしれない。国民政党とは何なのか、その支持基盤をどこに求めるのか、それを拡大するための手法は?などの議論を進めなくてはなるまい。ところで現在の労働運動で最も大切なことは、パート労働者や派遣労働者などの立場を向上させることではないか。政党自体の大きな政策として取り入れていくべきだと思慮している。
2005/09/28 前原新代表の代表質問
得意の外交は鳩山幹事長にゆずり、主に内政面を質問。なかなか鋭い質問でした。特に公明党と自民党との融合を鋭く指摘しました。今後期待できます。頑張れ新代表。
2005/09/26 小泉総理の所信演説
わずか15分の短い演説だった。わくわくするものはなく平凡な感じだが、拍手だけはすごい。それもそのはず。、小泉チルドレンがたくさんいるのだから。
2005/09/21 総選挙後初の国会
巨大なる与党、初顔の新人が多数。その中にかっての知人もいましたが、ほとんどが自民党でした。私は農林水産委員会と拉致問題特別委員会所属となりました。
2005/09/19 地元での挨拶回り
選挙直後から代表選挙などで東京へ、地元を空けていました。今日から挨拶回り。地元の人に勇気つけられています。ありがとうございます。
2005/09/18 民主党は前原誠司さんを新党首に
代表選挙は菅さんと前原さんの対決となりました。さきがけ時代からの同士、お互いにやりにくい闘いでした。新党首にエールを送ります。
2005/09/14 民主党の危機
大惨敗を受けて民主党の危機です。敗戦をどう処理するかが次の戦いにつながります。誰を次のリーダに選ぶかではなく、何をすべきかを論じなくてはなりません。自民党は明確に市場主義に舵を切りました。それでは民主党は?
2005/09/12 比例で当選させていただきました。有難うございます
小選挙区では力及ばず破れましたが、比例で復活させていただきました。北海道民主党のおかげです。まだ働けとの選挙民のお達しです。有難うございます。
2005/08/29 争点隠しの郵政民営化
1、与野党党首の合意「年金一元化」は”所得把握が困難”としてうやむや・・・納税者番号の導入
2、「国債30兆円以内」は”たいしたことない”発言で無視・・・無駄を省けばできる
3、「靖国参拝」選挙の障害になるとして中止するご都合主義・・・最初から行くべきではなかった
4、「拉致問題」は”昨年の参議院選挙で使い捨て”・・・外交的孤立の解消(中国の支援が必要)
5、「道路公団民営化」は天下りポストを沢山作っただけ・・・本当の民営化(低コスト構造にすること)
6、「自衛隊の派遣地域は非戦闘地域」は論理学の落第・・・自衛隊のイラクからの撤退
最後は「人生いろいろ」、  政治はいろいろでは駄目です
2005/08/28 夏祭り
800人以上の人に挨拶しました。皆さん快く返してくれました。ありがたい限りです。地域の方々、かっての職場の先輩、父の教え子さん、高校の先輩多くの方が「今度の選挙大変だね、頑張って」 「小泉流変人に負けるな」と激励されました。勇気が出ます。
2005/08/27 民主党参議員会長 江田五月来る
国会活動を一緒にすることが多い江田五月さんが応援に駆けつけてくれた。江田さん「参議院で反対した最大の勢力は自分が率いる民主党だ、私のところに刺客やくの一を送るのが筋だ。てぐすねひいて待っていたのに衆議院を解散するとは」
2005/08/25 財政投融資改革と政府保証債
財政投融資制度は5年前に変わりました。郵貯簡保資金を自動的に財務省に預託する制度から一部を除き自主運用される制度に。しかし実態は変わりませんでした。いままで財政投融資の対象の特殊法人の資金調達に政府は保証を与えたからです。これでは市場機能が発揮できませんから従来とほとんど変わりませんでした。解決策は政府保証を止めることです。特殊法人の会計内容を公開して市場の評価を受ける仕組みに直すことが必要なのです。これだけで特殊法人の無駄がほとんど防げます。改革の本丸は財投制度ではなく(すでに廃止されている)政府保証債の廃止です。
2005/08/24 郵政民営化か年金一元化か
いよいよこの選挙の争点がはっきりしてきました。自民党の唱える「郵政民営化こそ改革の本丸」との主張です。これに対し民主党は「年金の一元化こそ国への信頼を取り戻す大前提」なのだ。 若者の夢は外資系会社に就職し、アメリカに住み、その子供にアメリカ国籍を取得させることだそうです。国への失望は年金の未払いにつながります。国民年金の未払いは政府が考える以上に深刻です。明日の日本を形作る若者たちから「未来はない」と突きつけられているのですから、このまま放置するなら国は壊れてしまいます。所得の把握を行えるグリーカードを復活すれば一元化のハードルを乗り越えることができます。同時に公平な税制度にもつながります。
2005/08/22 反対派は政策に強い人が多い
今回の自民党の反対者は政治生命を掛けて反対した。そして守旧派と烙印を押された。しかし概して政策に強いまじめな政治家が多いのです。中には自殺した永岡君のように法案には反対だが党組織には逆らうことができないと悩んだ人も多い。なぜなら法案を審議すればするほど欠陥だらけで賛成しがたくなるのです。例えば郵便局のネットワークを守るため2兆円の基金を作る。これでは郵政公社のほうがはるかにましだと気が付きます。公社職員を公務員からはずすと言うが、国家公務員共済が赤字になるので共済は国家公務員とする。分別の有る政治家のほとんどが内心納得できていないでしょう。
2005/08/21 争点は「白紙委任」
徐々に争点が明らかになってきた、小泉総理の「郵政民営化ですべての政策を白紙委任してください」、岡田民主党代表の「郵政民営化よりもっと大事なことがある。ちゃんと議論して未来を見つけよう」です。採決欠席者に誓約書を書かせるのは、ヤクザに小指を詰めさせるのと同じ。小泉総理の政治手法はヤクザの脅かしの手口だ、この人に日本を任せるのは危険だ。
2005/08/20 竹中平蔵の間違い
改革の本丸は郵政にあるとしているが、間違いでしょう。いや意図的論点ずらしです。資金をジャブジャブ使った人それを許可した人を放置し、依然として政府保証のかたちで資金を供給し続けさせているのです。改革の本丸は120兆円にも達する特殊法人や特別会計です。銀行の再建でもっとも大きな課題は不良企業からの返済にありました。郵貯改革も同じことです。しかもその規模は銀行どころではありません。郵貯も民営化すれば特殊法人への不良債権は公的資金で穴埋めされてしまいます。道路公団の官製談合は民営化していれば闇から闇です。
道路公団など特殊法人職員の給与は国家公務員よりはるかに高給です。郵便局職員の給与は民間銀行よりはるかに低い。小さな政府の名目で、はるかに給与の高い特殊法人職員を沢山作ることになる。竹中民営化は理不尽な高コスト構造を一層進めることになる。
2005/08/19 天竜川か大井川か
片山女史が「天竜川を越えてやってきました」と言ったとか、それをいうなら「大井川を超えて」でしょう。地元の人ならそういうでしょうね。縁も所縁もない人がその地域人々の信託を受ける?青ヶ島村の教育長さん空知の農業や炭鉱跡地のこと知っているのだろうか。ホリエモンは広島をどうしたいのだろうか?国政は地域の実情を積み上げて初めて現実化する。地域を知らずして何をしようとしているのか?
不思議な選挙、変人小泉の仕掛けた総選挙は変人がたくさん出てきている。審判は国民の手にゆだねられている。
2005/08/18 ホリエモンまで出てくる
次から次と繰り出す刺客に政治はワイドショー化しました。郵政民営化の中身より日替わり刺客に関心が集中しています。まるで小泉マジック、マインドコントロールです。
ホリエモンまで出てきた。自民党は彼のビジネス手法を批判していたのではありませんか。金で何でもできると信じている人、子供の教育によくないと。
65年前こんな状況下で太平洋戦争に突入したのでしょう。誰も止める「空気」になかった。そんな時「水を掛ける」しかありません。山本七平の空気の研究を読みかえしましょう。
2005/08/17 練りに練った小泉戦略
とうとう綿貫サン達が新党を旗揚げしたが、遅きに失しました。お盆で日本中が休暇中、何をするにも時間がなかった。反対派に戦略をたてる余裕を与えない。毎日、毎日日替わりで刺客を送り続けテレビを釘つけにして話題を独占、選挙になだれ込む小泉戦略でしょう。そして9.11の投票日。朝からニュウヨークの9.11テロの映像が流れるのを横目に投票させると言う作戦。よく出来ています。でも選挙民を馬鹿にしていませんか。女性をくノ一として刺客に見立てるのも女性を侮蔑しています。この方ご自分の選挙、勝てるのだろうか。
2005/08/16 急ぐ民営化、得する人、損する人は誰?
莫大な郵貯簡保資金の多くは特殊法人や特別会計に流れています。しかしこの特殊法人が無駄使いや隠蔽体質の温床であることは、道路公団の例を見るまでもありません。つまり郵貯簡保には巨額の一説には100兆円とも言われる不良債権があるのです。ところで長期信用銀行が破綻したさい、巨額の不良債権は公的資金(最終的には税金)で穴埋めされました。その結果、資金を借りた不良企業は返済を免除されたのです。不良企業と政治家との関係も闇から闇に葬られました。あげくのはてに外資系企業に2足3文で売却されました。
小泉郵政民営化とは、巨額の不良債権を生み出した特殊法人と政治家の責任をうやむやにして国民の税金で穴埋めしようとするものです。またもや得する人は政官業の自民党、損する人は国民です。特殊法人改革こそ先行しなければなりません。でも彼にできなかったことは明らかです。
2005/08/15 日本の伝統の破壊者
お盆は日本人の先祖への供養のときです。親戚縁者が集まり墓の前で亡き人を偲ぶいわば日本人の伝統に帰る日々です。つまり日本人のアイデンテティを確認する重要な期間といえます。ですから今までの総理はこの期間を政治休戦の時としたのです。そこに総選挙をぶつけてくるとは、日本の伝統をも破壊しようとしているようです。このまま小泉総理に続けさせれば自民党だけでなく日本自体が壊されます。もう許せません。
2005/08/14 盆踊りのはしご
夏祭りや盆踊りのシーズンです。沢山の市民の方と出会えました。沢山の激励を受けました。徐々に選挙機運は盛り上がっています。小泉総理の思惑は外れそうですよ。、史上初めてお盆の期間(企業は長期の休暇)をはさんだり、刺客を放って反対派を混乱させたりと選挙運動準備をできるだけさせないように周到な計算をしたようです。投票日もあのNYテロの9.11です。総理陣営の考えそうなことです。でもお盆の期間は夏祭りのシーズンです。総理が踏みつけにした庶民の祭りの場が盛り上がるのを計算に入れそこなったと思います。
2005/08/13 小泉流は子供の教育に悪い
「目には目を、歯には歯を」の小泉流政治手法は子供には見せられません。国家の最高指導者が率先して”いじめ”をやっているのですから、子供たちにいじめを止めて仲良くなどと教えることはできません。さらに九の一が現れたり刺客が出たりと劇画の読みすぎです。
2005/08/12 事務所開設
故郷の知人が事務所ビルを貸してくれました。プレハブを建てるには時間がかかりすぎます。どこかないものかと探していた所、私の育った所の目と鼻の先で声をかけてくれました。故郷はありがたいものです。300人ほどの人が心配して駆けつけてくれました。
2005/08/11 小泉郵政改革の本性
郵政改革は、財政改革、社会保障改革の本丸だと叫んでいます。どんな関係があるのか理解不可能です。財政投融資制度はすでに廃止されています。特殊法人がジャブジャブ資金を使えるのは政府保証をしているからです。公務員改革だとも叫んでいますが、郵便局職員は国の税金から賃金が払われていません。官から民へとも述べているが、民間銀行が相手にしない中小企業者や農林業業者の人々に中小企業金融公庫などを通じて民間へ資金は流れています。それより年間34兆円の新規国債の安定的な引受機関があるから国債政策、予算編成ができています。なにより郵政の民営化は地域経済を疲弊させると町村長が叫んでいます。350兆もの巨額資金を本当に狙っているのは誰か、気がつくと巨額の公的資金を投入せざるを得なかった銀行再建の二の舞になります。何故そんなに急ぐのでしょうか。郵政公社で4年間経営状況を見てみるとした公社法を廃止する朝令暮改をしてまで。
2005/08/10 信念の政治家? ほんとですか?
小泉総理の意固地が信念の有る政治家と評価されているようだ。それならもっと信念の有る政治家は、総理の権力に抗してまでも郵政民営化に反対した自民党議員もそうといえます。でも今回の混乱は自民党内の権力争い、内紛ではありませんか。この権力争いのため多数の法案が廃案もしくは継続となりました。重要課題はほとんど放置されたのです。しっかり目を開いて本質を見ないと大きな過ちをしでかします。
2005/08/09 一夜明けて
選挙事務所の契約をして、支援者30箇所ほどあいさつ回り。痛いほどの期待を感じます。ある団体で「郵政解散というけれど、私たちはOOOに関心があるんです。各党のマニフェストを見て判断します。」郵政民営化が争点だとおっしゃる自民党のマニフェストには郵政だけ書いてあるのか関心があります。
2005/08/08 解散総選挙
とうとう解散総選挙になりました。小泉総理の自己陶酔を感じる解散です。衆議院議員のすべてを解雇する解散にしては、なぜか独りよがりさを感じる。
2005/08/05 郵政民営化法案委員会可決されど
事態は参議院本会議否決に向かって流れは加速しています。そして同時刻に衆議院本会議が立てられました。目的は不明とのことですが、衆議院解散のための本会議でしょう。その前に解散の閣議がありますが、各大臣は解散同意に署名するでしょうか。不同意の大臣は解任して総理が兼務するそうですが、総選挙終了までの40日間、日本には大臣が一人しかいないと言う事態が起こる可能性があります。
2005/08/01 永岡議員の死去
政党は違うがかって農林省で一緒に仕事をした友人。困難な農政の舵取りをできる人材だっただけに傷ましい。政治の過酷さを垣間見る。ご冥福を。
2005/07/27 政局か政策か
郵政民営化審議を「政局にしてはいけない」と永田町は騒いでいます。しかし政策を決定するのが国会の役割です。政策はどうでもいいから解散してはいけないというのは本末転倒でしょう。政策はおかしいと思うけど自分の職を続けたいので賛成してくれと説得しているのは、国民を裏切っているのではありませんか。
2005/07/24 11師団創立記念
自衛隊11師団は私にはなじみの有る師団です。かって自衛官の子弟とともに小学、中学を学んだからです。また家庭にもお邪魔したこともあります。その自衛隊が装備不十分でイラクに派遣されていること、他国の軍隊にその安全をゆだねていることに忸怩たる思いがあるに違いありません。国内法の不整備です。郵政民営化などよりもっと緊急性の高いものがあります。郵政問題にこだわっている間に世界はますます危険になっています。
2005/07/21 総理の言葉
近頃総理の言葉が荒れている。参議院の郵政民営化反対派は確信犯10名といったとかいわなかったとか、異常な状況。社長が自分の会社の社員を称して”確信犯”はというだろうか?どうも深い考察をあきらめ成り行きに任せている風。
2005/07/16 東大前総長佐々木毅教授の話
江田さんの友人佐々木前総長の話を仲間とともに聞く。日本が世界にどんな国家モデルを提案すべきなのか。世界に冠たるビジネスモデルも、開発整備型国家モデルも提案できた。しかしこれから世界のほとんどの国で遭遇するであろう少子高齢化社会の国家モデルを提示できていない。それこそ最も早く苦難に遭遇する日本が先駆的に提示する使命があるのでは。憲法改正問題は政治家の遊びです。時間に余裕のあるときやってください。同感です。憲法改正問題を手がけていると何か高尚な感じを持つが、国民は緊急性を感じていない。
2005/07/14 郵政民営化法案参議院審議始まる
いよいよ参議院での審議が開始された。解散含みの緊迫した審議となろう。永田町も本会議場も総選挙のにおいが風に漂う。
2005/07/10 ロンドンのテロ
テロが広がっている。スペインに続いてイギリス。、イラクへの多国籍軍を編成のための会議はスペインで行われた。参加首脳はアメリカ大統領と英国首相、そしてスペインの首相。フランスとドイツは参加しなかったが、つづいて参加したのはイタリア。さらに各国参加の流れを作ったのは小泉総理。日本の危機はイタリアとともにたかまった。
2年前今自民党の首脳の一人になった方とテレビで対談をした。「イラクに米軍が進行することにより、新たにイラクが世界中のテロの温床になる」と指摘すると、「今でもアルカイダなどテロの基地です」と説明。でもこれは誤りです。フセインの恐怖政治でアラブテロはイラクを活動拠点にできなかったのです。
2005/07/05 233対228、郵政民営化法案衆議院通過
自民党の中から37人の反対票、高村さんら欠席。其の差五票。もともとこの法案が小泉総理の意地だけで作られ、国民にとって不利益を招くかもしれないとの不安を払拭できなかったということです。小泉流の政治手法が自民党の中から大いなる反発を招いたことの所作でしょう。そろそろ退陣の時期がきた。
2005/07/03 東京都議会選挙躍進
国政選挙並みの東京都議会議員選挙結果が出ました。現有勢力19名を16名上回る結果となりました。自民党には及びませんでしたが、増やしたのは民主党のみですから一人勝ちです。これも日ごろの皆さんの応援のおかげです。有難うございました。ちなみに私の応援した武蔵野市の松下さん、小金井市の西岡さんなど全て当選されました。おめでとうございます。勝った方は「勝って兜の緒を締める」、負けた方は「捲土重来を期す」期待しています。
2005/07/02 若きサラーリーマンとの対話
「どうして政党はごたごたするんですか。政党って何ですか?」
「アサヒとキリンと札幌ビール、シェア第一位を目指して激烈な競争するでしょう、各政党も同じなんです」、
「なるほど、でもあんなにごたごあしないでしょう」
「会社の経営方針をめぐって社内で議論するでしょう、商品開発と営業販売のどちらに力を入れるべきか、開発担当部長と営業担当部長が口角泡を飛ばして議論するじゃないですか、それと似てるんです。最後は取締役会で社長が決断するでしょう。同じなんです」
「そうか、帰ったら家内に説明できますね」
2005/06/29 連日の都議会議員選挙応援
このところ国会は郵政特別委員会のみが動いており、準国政選挙といわれる東京都議会選挙のためか休業状態です。郵政民営化法案については、国会慣例を無視して与党から修正案を提出するとのこと。これでは与党から内閣を選出した意味はありません。私は連日東京都議会選挙応援です。4年前自民党を大勝ちさせてしまったことが、現在の小泉横暴政治を許してしまったのです。
2005/06/24 札幌セミナー終える
東京と札幌の知識と情報の交流をめざしてセミナーを実施。800人以上の方に参加していただきました。司会もこの4月設立された北海道大学公共政策大学院の石井教授にお願いをしました。
福岡政行教授との3人の対談も興味深く聞いていただきました。
2005/06/17 若貴兄弟けんかと郵政民営化論議
兄弟げんかはどこにでも良くあること、特に父母が亡くなった時は。その兄弟げんかを天下の公器であるテレビが延々と報じるのはいかがなものであろう。翻って郵政の民営化は私たちの生活に直接かかわるもの。しかし民営化後の姿かたちを丁寧に説明し切れていない。難しい理屈を駆使するときは、だいたいどこかにごまかしがあるものです。まさに公器たるテレビが報じるときでは。
2005/06/12 YOSAKOIソーラン
全国に拡大したヨサコイソーランの踊り子は、札幌の大通公園で踊るのが夢である。今年もレベルの高いチームが参集した。番狂わせが各所で起きた。平岸天神チームが予選で敗れたのは、舞台での踊りが秀逸であっただけに残念の限りである。新琴似と雌雄を決する舞台を見てみたかった。しかしそれにしても平岸天神を破った青森のチームは津軽民謡を素材にすばらしい出来であった。どんな強豪チームも手を抜けないほど水準が上がった証であろう。平岸天神、ワミレス美翔女隊、極楽トンボ、北大の縁、来年を期待します。ヨサコイノ伝統を築き上げてきた皆さんですから。
2005/06/07 松下幸之助の経営手法
日本の債務をどのように減らすか議論していたら「いっそ日本財政を松下やトヨタに任せたら」との意見がありました。むべなるかです。幸之助さんの側近といわれる方に話を聞きました。「よき、参謀、側近、秘書を育てたのです。参謀は”社長それは違います、と意見を言う人”、”側近は社長の意図を理解して指示が的確でなくても目的を達成するプログラムを作り実行する人”、”秘書は社長の指示と意図を的確に理解しそれぞれの部署に伝達する人”」なるほど。成功のリーダシップ論です。もっともリーダーはこれらの人を育て登用できる人でなければなりません。
2005/06/02 山田杉並区長の教育改革
山田さんは日本新党初当選組みの同期。杉並で小学校の選択性や民間人の校長など先進的取り組みをしている。地方自治の根幹は教育にありとの山田さんに共感する。
ところで東京都政が荒れている。石原側近政治が混乱を呼んでいる。なにせ石原知事は1週間に2〜3度、数時間しか都庁に出勤していないとのこと。都政ってそんなに簡単だったのかな。公務員の業務専念義務は知事には適用されないのかな。
2005/05/31 知床世界遺産へ
世界遺産にふさわしいかどうかを検討していた国際自然保護連合が、世界自然遺産に登録が妥当との勧告をユネスコに出した。ほぼ指定が決まったといえます。暗い話の多い中朗報です。北海道よ頑張れ!
2005/05/25 デッドロックに乗り上げた対中国外交
アジアの二つの大国がこれほど対立するのは異常です。一方のリーダーが「内政干渉だ」と叫び、片方は「もはや交渉相手としない」と言っているのです。双方が冷静に相手の立場を考慮する必要があるでしょう。かって中曽根総理の時代、稲山経団連会長など民間の大物が中を取り持ったものですが。
2005/05/24 民主党パーティご協力有難うございます
民主党のパーティに約4000人が来て頂きました。本当に有難うございます。民主党への期待をひしひしと感じます。
2005/05/21 マスコミは正確な言葉を
最近、猥褻目的などで「監禁」とか「連れ去り」の報道がなされるが、これは立派な誘拐罪です。兇悪罪です。マスコミはもっと言葉の使い方を正確にするべきです。援助交際は少女売春です。刑法の用語を正確に使うことで社会的な抑止力になります。「連れ去り」では犯罪性が無いかの誤解を与えます。
2005/05/20 国会は王様をチェックするためにあります
小泉総理は物議をかもす人です。議会は王の専制を牽制するために生まれたものです。王は(政府)立法を議会に譲りもっぱら行政を行うのが三権分立の原則です。具体的には議会の人事に介入しないのが鉄則です。行政のトップの総理として郵政民営化の特別委員会の委員長を決めたこと、筆頭理事として総理補佐官の山崎拓議員を任命したことは、この鉄則をを無視したことになります。
これと同じことをしたのは、皇帝となろうとしたナポレオンです。
2005/05/18 靖国参拝
総理の靖国参拝を続けるとの予算委員会の答弁が世界各国特にアジア諸国に波紋を広げている。ドイツ大統領が「ヒットラーのお墓参りをします」と言ってるのに等しいことを、平然と乱暴に言い放つ姿勢に日本の国益を考え暗澹たる想いです。一方で、国連の安保理事国入りを目指すという外交方針はおごりではありませんか。かって軍国主義の象徴として利用した靖国神社に参拝し、イラクに自衛隊を派遣し、集団的自衛権を認めようと憲法改正を検討している人が安保理事国入りを訴えてもどれだけ説得力があるだろうか。
2005/05/17 罪を憎んで人を憎まず 孔子の言葉?
小泉総理は「罪を憎んで人を憎まず」を孔子の言葉と答弁しましたが、聖書のヨハネ福音書の言葉では?
2005/05/13 尼崎鉄道事故の調査国会で始まる
日本の安全神話が崩壊したのは、日本国中で蔓延している市場主義が安全性を無視しがちになることを示しています。安全が最大の商品であると言う「雪印」の教訓はまた無視された。本日からの国会での調査はどんな結果を示すのか。
2005/05/10 環境委員会の付帯決議
地球温暖化対策推進に関する法律の改正案を審議しました。温室効果ガスの排出量を公表する法律案なのですか実効性に疑問でした。そこで個別事業所ごとの排出に関する情報開示や更なる排出削減策を強化するよう政府に要請する付帯決議を付しました。温暖化をとめるための対策は急務なのですが、国際的には米国や中国が非協力的、国内にあっては経済界が環境税の創設に消極的です。付帯決議もその影響が現れました。
2005/05/08 日本の国際社会への復帰の原点
国際法とは極論すれば国際紛争を防ぐため、さらに起きたことの始末をつけるためにあるのでしょう。サンフランシスコ講和条約も、日中、日韓国交回復も国際的に確立された手順でなされた。そこから戦後日本は始まった。その経緯と結果は尊重せざるを得ない。もし改める必要があるなら国際法にのっとり、その手順を再度踏まねばならない。明治政府は列国との不平等条約を解消するのにどれだけの汗を流したか。小泉流のいたずらにナショナリズムを刺激することは、不幸な結果を招くことを歴史は示している。
2005/05/05 羊が丘での凧揚げ
札幌の名所羊が丘で凧揚げをしようとのイヴェントに参加。風の強い絶好の凧揚げ日和。私も揚げました。随分高く上がりました。凧揚げ名人田中さんとも話すことができました。田中さんは連凧の考案者、特許申請しようかと考えたが”凧はみんなのもの”と思いその作り方を公表したとか。おかげで全国どこでも引っ張り凧。
2005/05/01 雨の中のメーデ
5月というのに冷たい雨が降りました。でも元気良く雨の中の行進です。後のみんなと食べるジンギスカンがとてもおいしかったです。
2005/04/29 民族主義
中国の反日運動、韓国との竹島をめぐる騒動、そして教科書問題と中国、韓国との間が憂慮される。どこの国にも民族主義はある。しかし過度な民族主義がよい結果をもたらしたことは無い。今こそ外交の出番です。今まで積み重ねてきた外交の成果を発揮すべきときです。しかしローマ法王の葬儀に各国が首脳クラスで対応するのに、日本は民間人の元外務大臣を出す感覚はいかがかな?
2005/04/28 ドイツ環境大臣との会談
民生部門の炭酸ガス排出削減をするため環境税を導入したこと、その税収入を年金財源に繰り入れて年金負担を削減したことなどを説明受ける。介護保険や郵政改革などわが国はドイツの制度改革をモデルにした政策を行うことが多い。環境税導入もまた大いに参考となる。それにしてもドイツ政府のやることはスピード感がある。先送り体質ののわが国と異なる。
2005/04/26 福岡、宮城の補欠選挙敗退
補欠選挙はなかなか自民党に勝てない。低投票率下の選挙はイメージ戦略などの民主党的手法が生きず、組織選挙になってしまう。民主党は地方組織の弱点を克服しなければならない。しかし両者とも次期総選挙になれば充分勝利をつかめるレベルまで戦った。捲土重来を期待する。
2005/04/24 アイヌ新法の思い出
ウタリ協会の総会で挨拶しました。アイヌ新法の陳情に北海道の政策立案責任者として当時の小渕官房長官に、また「和人はアイヌの人に鎮魂の祭りをしなければいけませんね」と述べた前官房長官の藤波さん、その後の細川政権、村山政権で新法成立の過程などを語りました。アイヌ文化は「日本文化の基層をなしている」とする梅原隆さんなどの優れた研究成果が出されています。「環境に負荷をかけない生き方」、学びなおさなければなりません。
2005/04/20 東アジアの反日運動
中国や韓国での反日デモが激しさを増している。国交を結ぶと言うことは「滞在セル相手国の国民の生命と財産を守る」ということです。外務大臣が発効せるパスポートにそう明記されています。どんな事情があろうとも当該国にはその責務があるのです。それができなければ国際上のダメージとなります。政権の求心力さえ危うくなる。中国政府は2年前のサーズ騒動以来の危機です。一方わが国は過度なナショナリズムに落ちいていないか、過去の歴史的な外交を踏まえた行為になっているか足元を見つめることが必要です。
2005/04/17 政権奪取セミナーで講義
次の地方選挙や市民活動している人々へ北海道の新しいリーダ像を語りました。平成の二宮尊徳担って欲しい。尊徳は江戸時代の地域おこし請負人だったのです。藩財政の建て直し、殖産興業などを手がけた人だったのです。
2005/04/15 仙台へ応援
衆議院補欠選挙門間候補の応援に仙台へ来ました。仙台はかって住んだ所、仲間が集まってくれました。街頭演説では家から人々が出てきてくれました。政権交代を訴えてください、今度は民主党だと言ってくれる人がいました。
2005/04/12 補欠選挙始まる
福岡2区、宮城2区と衆議院の二つの選挙が始まる。いずれも民主党現職の辞職に伴うものです。補欠選挙は投票率が低くいつも民主党が苦戦するのですが、本当の地力が試される選挙でもあります。政権交代には本格的な実力が必要です。私も応援に出かけるつもりです。
2005/04/09 高校入学式挨拶
父の創設した高等学校の入学式で挨拶しました。
「学校は知識を学習するところです、へールマンヘッセの詩を知っていれば素敵なラブレターを書くことができます。人間の活力は18歳がピークです。18歳のときのお肌がピークということです。この3年間朝ごはんをちゃんと食べて、良く運動をし、早く寝ること。」 新入生目をパッチリ開けてよく聞いてくれました。
2005/04/08 環境委員会質疑
環境行政が幅広く太い幹になるためには、地域行政と、そして経済活動と密接な関係がなければならないとの観点から質疑をしました。特に京都議定書により炭酸ガス削減技術は大きなマーケットを生み出す可能性がある。そのための環境税の仕組みを取り入れて財政基盤を作り、将来の環境技術を日本がリードすべきとの持論を展開しました。
2005/04/07 竹中平蔵大臣委員会無断欠席
郵政問題を集中して審議する総務委員会にドタキャン欠席。自民党との調整作業に多忙との理由。しかし憲法63条は「大臣は国会の求めに応じ出席しなければならない」とある。かって吉田茂が予算委員会を病欠したことがあったが、これさえ国会軽視とのそしりを受け総辞職の理由となった。竹中問題、憲法にも関わる重大事です。
2005/04/05 株式会社 郵政民営化とは
あいも変わらず小泉総理と自民党とのゴタゴタ。この手の総理の手法は食傷気味です。それよりこの対立劇場は事態の本質を隠してしまいます。郵政改革とは何なのか?郵政民営化とは?
簡保、郵貯の巨大資金が金融システムを歪め国の財政赤字を増大させてしまったとの反省からの民営化論であったはず。国の影響力の残る巨大な金融組織をそのまま残すことではないはず。株式会社は株主が経営の責任を持ち経営方針を立てるのです。国でも自民党でもありません。本質論が置き去りにされたワイドショー型の政争劇は国民に何の益もありません。
2005/04/04 パウロ2世死去を悼む
ポーランド出身のローマ法王パウロ2世がお亡くなりになった。ポーランドの「連帯」を支援し東西冷戦を終焉に導いたことは有名だ。彼がいなければ東欧の自由化はもっと時間がかかったかもしれない。また宗教的対立をしていたイスラム教やユダヤ教などと対話と和解を試み世界平和の一歩を築こうとした。宗教的対立を因とする紛争を解決するための法王の努力は、世界中が認めるところである。ご冥福を。
2005/03/27 北海道は銀河線廃止を決定
希望格差社会を分析した山田さんは「現在社会は夢はあるが希望がない社会」だと断じた。努力すれば実現できるのが「希望」であり非現実的なのが「夢」だ。政治は夢を希望に変える仕組みを作ること。希望を現実に変えるのは「個人や社会の努力」。銀河線の廃止は夢を壊し、希望を打ち砕いたのではないだろうか。
2005/03/24 ライブドア騒ぎの中政府予算案国会通過
2005年予算が成立しました。予算審議の過程で国家の課題、問題、反省などを議論するはずだったのですがどうも政府と与党にはぐらかされた感です。メディアも連日ライブドア騒ぎです。でもそれは私企業間の株の争奪戦に過ぎません。しかも会社は社長のものでもなく株主のものだとの原則を再確認しただけです。当たり前のことにうつつを抜かす間に「コクド堤事件」も「国家の予算」もかすんでしまうのは何故でしょうか。
2005/03/22 牛肉輸入圧力
アメリカ政府は日本政府に対し、牛肉輸入の圧力を強めている。かってアメリカはオレンジからさくらんぼ、さらには牛肉と食料品の輸入自由化の要求を飲ませてきた。これらの輸入自由化の背景には国内の消費者がそれを望んでいたからだ。国内の生産者を守ろうとする政府に対し消費者はむしろ安い食品の輸入を望んだのだ。しかし今度は違う。消費者がBSEの不安から拒否しているのだ。アメリカ政府のするべきことは日本政府に圧力を掛けることでは無く、日本の消費者にその安全性を示すことだ。アメリカ政府がそんな努力をしているとは見えない。
2005/03/18 委員長報告
沖縄関係2法案の本会議上程です。沖縄に世界的水準の大学院大学を創ろうとの法案を2日間にわたって委員会で審議。その結果を本会議に報告し採決するのです。無事に委員長の役を果たしました。
2005/03/16 迷惑メール法の改正
ドコモでは1日10億通のメールが携帯でやり取りされているがそのうち迷惑メールと言われるものが90%にも達しているとか。業務にも支障が生じている。また発信元はアメリカが著しく多い。条約の整備も含めてデータ通信基盤の公共性確保が大切になったと思います。この点を指摘し法案の整備をいち早く国会は行いました。アメリカに先んじて行ったことは誇りです。今回の改正は処罰を強めることになりました。
2005/03/11 相馬 暁先生がお亡くなりになりました
北海道農業のよき導き手であった相馬教授がすい臓がんでお亡くなりになりました。北海道農業について酒を酌み交わし語り明かした先生がおられないのは、なんともさびしいし残念です。昨年11月、先生から「荒井君に話しておきたいことがある」との遺言のような連絡を受けたので、雑誌シャリバリで対談を載せることとした。ほとぼしるような先生の語り口に圧倒されながらまさしく私への遺言だなと感じたものでした。農業は大きく変わろうとしています。マイナーな政策テーマではなく政権を左右するようなメジャーな論点に引き上げるのが昨年の私の仕事でした。ある程度成功したと思っていました。これから先生の知恵をたくさん借りたかったのですが。ご冥福を。
2005/03/10 夢と希望は違う
希望格差社会の著者山田昌弘教授の話を聞きました。希望は努力が報われると感じるときに生じる。この国には何でもある。しかし希望だけがない。パラサイトシングルやニート出現の要因をこう分析しました。若者にどう希望を与えるのか、社会的孤立をふせぐための総合的施策が急務との氏の主張は説得力があった。
2005/03/09 年金制度の抜本改革に向けて
各党が抜本改革に向けて議論を始めることになりました。目標、方向性の認識を共有し、具体的方向性を提示しあい、いつまでに結論をだすのかどのような目標に向かって議論するかを国会で決議し国民に提示するとしています。いよいよ本格的な議論が始まりました。多くの国民が注視しています。
2005/03/07 1940年体制の崩壊
朝食勉強会で講師を引き受けました「現在の制度上の問題点は1940年にできた国家総動員法に由来する制度、年金制度も交付税制度も農業制度もそうです。新たな個人主義で自由主義的な制度に変更できるかどうかが政治の最大の課題、 どうも憲法でもなくいわんや郵政改革でもない。」そんな主張をしました。
2005/03/03 予算衆議院通過、そして堤義明逮捕
問題の多い2005年度予算が衆議院を通過した。憲法の規定により年度内に成立することが決定したわけである。その直後、あたかも予算の通過を待っていたかのように西武グループ元会長の堤義明の証券法違反容疑が立件された。西武グループは森派ととかくうわさのあるところ。小泉首相も利用ホテルはプリンスばかりとの報道も。司法当局が政局を考慮して捜査時期を決めていたとしたら問題です。
2005/03/01 3月です、何か暖かい気がするのですが
国会は淡々と進んでいます。そんな中で与野党での社会保障協議会をつくろうとの案件が少し進むのでしょうか。スウェーデンは年金改革に与野党の協議会を作り案を練りました。年金改革を与野党の政争の具にしてはいけないとの考えです。私もそう思いました。ですから3党合意に賛成しました。そのまま塩漬けになった3党合意は機能させることが国民のためだと思うのですが。
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