2006/12/30 禄を食む
旧知の友人にして、道庁時代の同僚を訪ねました。腹の据わった好人物です。ぜひ応援をと訪ねたのですが、「後援会長などの役職は遠慮させてください、なぜなら最近まで現知事のもとで働きました。知事への意見具申も重ねてきました。所信あって辞職しましたが、私は彼女の禄を食みました。理解してください」との返答でした。さすがです。今に残る侍を見ました。
2006/12/29 知事選へそして奥尻へ
26日に出馬会見を行いました。政治家は勇気が必要。この北海道の再生を決断しました。2期目の現職にぶつかる無謀さを承知の上で、敢えて挑戦することにしました。その先に希望があるなら、この身を捨てる覚悟だと表明しました。夕張市民は同時に道民であり国民である。道はこのまま見捨てるべきではない。敢えて夕張をはじめとする市町村の疲弊の改善に立ち向かう姿勢こそ大切と説きました。会見後奥尻島に家内と渡りました。27日は江差で集会を持ちました。
2006/12/23 知事選への所感
国会も終了したので、知事選要請の回答をすることになりました。昨日は後援会に図り私の考えを述べました。今日は民主党北海道の臨時大会で推薦を頂きました。最終回答を保留したままでの推薦は異例です。私の尊敬する方の言葉、「北海道は必ず立ち上がる。道産子はその日を信じて休むことなく歩んで行く愚直さがある」と回答しました。26日私の所信を発表します。
2006/12/17 大忙しの1週間
内閣不信任案を提出するか否か、会期延長はあるか否かをめぐって議運理事として大忙し。それに加えて北海道知事選出馬の要請が多方面から。とうとう小沢代表からも要請されてしまった。閉会後までしばらく時間をくださいとお答えしたのですが。15日の内閣不信任案の趣旨弁明、菅直人さんが立ちました。延々1時間にわたって何故内閣が信任されないかの説明。役者です。やんやんの喝采。それにしても今回、会期延長案が、内閣不信任案の審議より先議権があるか否かをめぐって論戦になりました。不信任案は憲法上何にもまして先議されるのが筋です。与党の判断は誤りだと思います。悪例を残すことになりました。
2006/12/11 理の改革か情の改革か
改革には必ず痛みが伴う。その痛みに耐えうるには、改革の中に「情」があるか否かを国民は見ている。孔明はバショクを切るとき泣いたから名宰相となったのだ。
2006/12/08 日豪FTA交渉
日豪のFTA交渉開始を両国首相が決める見通し。自民党の農業政策のままでオーストラリアからの農産物の自由化が決まれば国内生産は大幅に縮小し、自給率がさらに下がることは明らか。北海道農業にも大打撃だ。民主党が「農業再生プラン」で示しているように、麦や大豆などの生産農家に直接所得保障を行うことに重要性が浮き彫りになってきた。直接所得保障は欧米でも大規模に行われている政策。
2006/12/05 師走です あわただしくなりました
国会も12月になってあわただしくなっています。赤坂宿舎問題など政治以外の懸案も解決が迫られています。
2006/12/01 いろんなことがありました
11月29日は天皇皇后招宴のお茶会に参加しました。25年前のスリランカご訪問のさいの大使館職員を夫妻で招待されたのです。5年おきの招宴ですが親しくお言葉を頂きました。今年は北海道の夏を2度も訪問したと楽しそうにおっしゃっていました。30日は2年ぶりに風邪ひきました。家内が東京にいたので看病してもらいました。本日は札幌から連合などのかたがたが「北海道知事候補」にと要請にこられました。国会が終わったら考えさせていただきますと回答をしたのですが。4年前を思い出します。
2006/11/28 ヤラセ110番にぞくぞく
野党の有志で始めた政府のTMのヤラセの実態がつぎつぎと寄せられた。金曜日には議員に呼びかけて国会内で大きな集会を開催する予定。また官房長官にも政府調査のヤラセ報告をもとめることに。
2006/11/22 やらせタウンミーティング解明チーム発足
政府の行ったタウンミーティングでヤラセが次々明るみに。1箇所1000万円以上もかけて世論を誘導したのは許せない。野党各党の有志からなる解明チームを発足させた。私が座長をつめることに。
2006/11/21 国会正常化
正常化はまず議運からの原則で、順次各委員会も動き出しました。
2006/11/20 沖縄知事選惜敗
昨日の委員会での強行採決、本日の本会議での強行採決。与党側は100時間以上の審議をした。もう議論は出尽くしたとしているが、この間いじめ問題や未履修、そしてヤラセのタウンミーティングどれひとつも解決策は講じられていない。教育基本法を改正してこの種の問題がどのように解決されるのか議論は不十分のままだ。加えて憲法に匹敵する教育基本法、時間を限って結論を急ぐようなものではない。議運筆頭理事として理事会の場で断固抗議をし退席した。
2006/11/16 相次ぐ強行採決補
本日の常任幹事会で先の総選挙で惜敗された54人の候補者が公認された。公認基準にのっとり選定を党大会前にも決定しようとの執行部の意気込みである。ベテランの方、新人の方、異常な選挙を戦い破れたのだが、再び地域から民主党の炎を上げて欲しい。
2006/11/14 いじめの加害者
いじめられた人に焦点が当てられているが、本来加害者に視点が向けられるべきでは。そして子供の場合は、親権者にその大きな責任が発生している。履修不足もそうだが子供たちには責任がないとの論調が目立つが、高校生で必修科目が何か理解できないものはいない。法務委員会で人権問題から論議を。
2006/11/13 やらせタウンミーティング
タウンミーティングは1回1000万円から2000万円ほど予算をかけているとのこと。100回以上実施しているが、そのほとんどで政府の質問誘導などヤラセの実態が浮かんでいる。特に教育基本法の改正に関しての文部省のヤラセはひどい。また安倍総理の札幌で行われた再チャレンジも自民党の総裁選のためのミーティングであったことがばれた。私たちの税金を使って世論を誘導していることに腹が立つ。教育基本法論議はやり直しにすべき。
2006/11/12 福島知事選勝利
出直し福島知事選挙、友人の佐藤雄平さんが勝利。温厚で人の機微の分る佐藤さんならきっと素晴らしい知事になります。おめでとうございます。次は沖縄知事選挙です。ここも激戦が続いています。国会審議も教育基本法、防衛庁昇格法など激戦が続いています。
2006/11/07 竜巻災害
北海道のサロマで竜巻発生。死者9名、大惨事に心からお悔やみ申し上げます。北海道で竜巻被害など聞いたことがない。異常気象。環境の大激変が始まろうとしているのか。炭酸ガス排出規制が急がれる。
2006/10/31 フィンランド議長核保有に懸念
フィンランド議長と議運メンバーと意見交換。先方より日本では核保有論議が出ているようだが最近の情勢をとの質問。河野議長が広島長崎の被爆国であり2度とこの悲劇を再現してはならないと、40分以上にわたって意見交換。麻生発言や中川発言は遠く北欧諸国まで懸念の感を広げていた。
2006/10/29 教育委員会
持論は教育委員会の廃止である。教育委員会をはじめ国家公安委員会など戦後のGHQが導入した制度である。この委員会の委員は、週1度くらいしか出勤しない人たちが年俸1000万円以上の所得を得ている。形骸化しているだけでなく、責任の所在をあやふやにしている。履修科目の不足に教育委員会の委員長が出てきたためしがない。警察の不祥事に国家公安委員が出てきたためしがない。国会同意人事の見直しが必要だ。
2006/10/25 いじめ
いじめが社会問題化している。いじめは集団による精神的、肉体的暴行である。セクシャルハラスメントが犯罪である以上に犯罪でもある。そのことを教師も父兄も子供たちに教えなければいけない。ところで弱者がハラスメントに打ち勝つのは団結することである。いじめられし者よ団結せよ。労働組合の諸君、団結の仕方を指導されよ。
2006/10/17 補欠選挙
神奈川16区、大阪9区激戦が続いている。いずれも自民と候補が位牌を担いだ選挙で、安倍総理就任間際の選挙であるから苦しいのは明らか。しかし両選挙とも善戦している。もう一歩だ。明日の党首討論が勝敗を分けるかも。
2006/10/14 フリーマーケット
毎年行われている事務所の駐車場を利用してのフリーマーケット。故郷の当別から野菜も届きました。近所の多くの方々に来ていただきました。ありがとうございます。
2006/10/13 クエスチョンタイム決まる
小沢党首と安倍総理の始めてのクエスチョンタイム、18日水曜日に決まりました。どんな論戦になるのか期待が一杯です。この1週間自民党はテロ特措法の審議入りを、民主党はQTをとそれぞれの思惑が交錯しました。
2006/10/10 北朝鮮核実験
昨日日韓首脳会談の始まる直前、北朝鮮は核実験を表明。バタバタと東京に戻り、本日の非難決議の準備と本会議開催の話し合いを始める。小泉外交の成果と言われたピョンヤン宣言が破棄された、小泉外交が無に帰した瞬間である。
2006/10/08 女性新人議員候補の応援
女性議員が日本では圧倒的に少ない。これだけ女性が社会に進出しているのに政界は別世界。極力女性議員の発掘に党が力を入れてきた。私もできるだけ応援したいものだ。年来の友人の夫人が市会議員に立候補したので応援に駆けつけた。
2006/10/06 忙しい日々
東京事務所最大の行事、東京セミナーを終えました。多くの方に来ていただきました。江口PHP社長との対談も楽しいものでした。予算委員会の相談を受けたり、北朝鮮原爆実験の情報を集めたりと大忙しの1週間でした。予算委員会も菅代表代行をはじめ鋭い切り口でかなり期待に応えることができました。
2006/10/04 予算委員会決まる
国会論戦の花形、予算委員会日程が決まりました。5日、6日そして10日です。菅代表代行、田中真紀子さん、岡田元代表、枝野予算委員会筆頭理事です。いずれも民主党の論客。論戦が期待されます。
2006/10/02 荒れる議運
私が議運の筆頭を引き継いで2回の理事会、2回の委員会がありましたがいずれも強硬です。議運の原則は全会一致なのですが。私から委員長に「これでは理事会も筆頭協議も必要ない。国会慣例を軽視する委員会運営に抗議します」と発言。委員長から以後円滑な運営に努めるとの発言がありました。このあとの委員会は始めて全会一致となりました。私から「早速の円滑な運営有難うございます」。委員長「荒井さんの発言、胸にドスンと来るな」、誰か与党理事の方「荒井さんのいやみ、芸術的だな」 いやみでなく本当の事です。
その後本会議で代表質問。総理答弁期待はずれでした。政治家は論争を避けてはいけません。
2006/09/30 所信表明演説
形容詞の多い内実を語ることのない所信でした。美しい日本を創るというが、「美しかった日本を取り戻せ」と言いたい。醜い日本にしたのは小泉政治の5年間で、地域格差を拡大させ、雇用形態を不安定にさせたせいではないか。安倍さんこそ三位一体政策で地方を困窮化させ、市場主義で勝ち組と負け組みを作り続けたその人でしょう。ならば反省を込めてこの負の遺産と真正面から取り組む姿勢こそ語るべきであった。「二毛作」や「筋肉質」など、熟成していない日本語を駆使するのは品格ある国家にはふさわしくない。
2006/09/29 冒頭から対決の議運
議運が最初から荒れました。教育基本法特別委員会の設置、に続いて今日も代表質問の日程につき強行採決をしました。議運は与野党の話し合いが原則です。もめると国対などさまざまなチャネルで収拾を図ります。その努力も行われていたのですが、無視するように強行です。
2006/09/28 議院運営委員会筆頭理事
議運の筆頭理事に任ぜられました。国会の運営を担うところです。もっとも忙しい役職とされています。早速29日の安倍総理の所信演説日程を理事会で決めました。
2006/09/26 美しい国内閣?
安倍晋三内閣の命名、おかしくありませんか。この国を美しくあれと河を、森を、農地を守ってきたのはそこにすむ人々です。安倍さんが担いだ内閣の5年間でその人々がしいたげられ、住めなくなりつつあるのです。河も森も農地も荒れてきたのです。荒廃のまま放置したのはどなたでしょうか。この論功行賞内閣では期待できないでしょう。
2006/09/25 民主党大会
小沢代表の再任が党大会で確認されました。同時に菅代表代行、鳩山幹事長とのトロイカ体制の継続が宣言されました。
2006/09/23 お米からプラスチック
上越市で企業家となった農水産省出身の大野氏と懇談。余剰米や長期保存で市場価値の少なくなったお米から、プラスチックを作る技術を開発。石油から作るよりも安価となる。またCO2でニュウトラルな製品となり、石油消費を少なくすることもできる。最近バイオマスの研究を良く聞くが、植物からプラスチック原料を作る研究は面白い。
2006/09/22 アメリカの孤立り
9.11から5年、イラクから3年世界情勢は大きく変わってしまった。イラク戦争を支持した有志連合諸国ではイラク戦争が誤った戦争としてスペイン、イタリア、イギリスが政権の交代もしくは退陣を迫られつつある。第3世界をはじめ各国から批判されるなど今般の国連総会、アメリカの孤立がきわだった。そしてイラン、ロシア、中国が大手を振るっている。アメリカに追随して、従来のアラブに対する日本外交を転換してしまったつけは大きなものになりつつたる。
2006/09/20 自民党総裁決まる
予定どうり安倍晋三に決定。最後のネクストキャビネットで臨時国会の論点を整理。本格的論戦が待ちどうしい。
2006/09/16 竹中平蔵参議の辞職と麻原教祖の死刑判決
小泉改革を推進した竹中平蔵が辞職するそうだ。小泉改革の継承者たる安倍晋三さんはコメントなし。麻原死刑判決で教団の最高幹部がテレビに出てコメント三昧、この教団まだ危険教団と公安調査庁は認定していたはず。なぜかマスコミは視聴率稼ぎのみに走っているのでは。公共物だということを忘れてはいけないです。
2006/09/14 国会対策委員会始動
開会日や国会方針などは、本来新執行部で決めることですがそれでは間に合いません。議事運営委員会も動き出しました。代表質問には小沢代表と鳩山幹事長にお願いしました。政策調査会も質問の準備に入りました。臨時国会は冒頭から緊張した論戦が期待できます。
2006/09/13 失いつつある社会インフラの担い手
公共事業の担い手が自信を失いかけている。建設会社社員の子供たちがいじめられるのだそうだ。しかし国家は社会インフラが崩壊したとき滅びている。街道を維持できなくなったローマ、精緻に構築した灌漑網を破壊されたアンコールワット、塩分の集積をとめられなかったメソポタミア。もっとひろくは郵便事業や警察、病院などもそうでしょう。そこに従事する人の誇りを誰が破壊したのだろう。小泉改革5年の負の遺産はあまりに大きい。
2006/09/10 夏祭りの次は秋祭り
週末は地元の各種イベントを激励に歩いています。お年寄りから「この一年で生活が大変になったと」、訴えられます。小泉改革は弱者をますます窮地に追い込んでしまいました。
2006/09/08 札幌はすがすがしい読書の秋
塩野七生のレパントの海戦を読破、「外交は血を流さない戦争、戦争は血を流す政治」果たしてこの5年日本に外交はあったのかな。西尾正道の放射線治療医の本音を読む。欧米でのがん治療の主流になりつつある放射線治療が普及しないのは、欧米に比べて圧倒的に低い診療報酬の仕組みにあった。地方の医者不足、産婦人科の不足などの解消には診療報酬体系の抜本的な見直しが必要のようだ。
2006/09/06 与野党国会対策委員長会談
昨日自民党の国会対策副委員長を通じて委員長会談の申し出がありました。臨時国会開会日の相談です。いよいよ新しい総理の下での国会が動き出そうとしています。当初聞こえてきた民主党大会前の開会は、いかにも野党を軽視しているとの批判を無視できなかったのでしょう。
2006/08/29 ふるさと
各国会議員は神奈川、大阪の補欠選挙の応援に汗を流している。自民党が理解しがたい消化試合の総裁選挙に没頭している隙に、地道に選挙準備をしようとの決意である。私も同窓会の名簿を片手に地域を廻った。ベルを押して民主党候補のことを語りだしても、いつしかふるさと談義にはや代わり。青春時代の札幌の思い出に花が咲きました。そして激励も受けました。
2006/08/27 自民党よ
自民党の各議員が中でも地方の格差是正を訴えている方まで、次から次と安倍晋三議員をの支持を表明している。しかし安倍官房長官は小泉路線を引き継ぐわけだから、「経済的自由競争を奨励するシカゴ学派」の経済政策を踏襲する事となる。しからば安倍晋三官房長官には格差是正や地域の経済的復興策はありえない。何よりもあれほど靖国参拝問題が総裁選の対決軸と、声高に叫んでいた方まで安倍支持とは不可解。
2006/08/21 鳩菅対決
甲子園の優勝をかけて駒沢苫小牧高校、早稲田実業高校が2日間にわたってすごい勝負をしました。どちらにも優勝させてやりたいほどの名勝負です。ところで駒沢は鳩山さんの選挙区、早実は菅さんの旧選挙区、奇しくも鳩菅対決となりました。
2006/08/18 北方4島での漁船銃撃事件
とうとう犠牲者が出てしまった。きわめて残念である。最近の日本周辺の海域でのごたごた騒ぎが、とうとう死亡者を出してしまったことに日本外交の失敗を垣間見る。外交は継続的積み重ねが大切である。今回の事件は背後にロシアとの貝殻島周辺の漁業協定の不備がある。水産庁は民間協定だとしてその関与をためらっていた。しかしロシア側は政府を挙げて交渉に臨んでいた。結果協定内容は日本漁民に不利な状況になった。しかも毎年発効を遅らされていたため、無理な操業を強いられていた。外務、農水、沖北委員会の閉会中審査が行われるべきです。しかしビザなし交流は続けるべきです。外交交渉はどんなときもテーブルをけったほうが負けます。冷静さが必要です。前原さんが4島に行っていますが、その報告が待たれます。真の議員外交をやってくれるでしょう。
2006/08/16 自民党総裁選の争点
安倍官房長官は靖国参拝問題を総裁選の争点にしないとしているが、これほどおかしなことはない。近隣外交の建て直しは靖国問題を避けて通れないのだから。靖国問題は極東軍事裁判(東京裁判)、サンフランシスコ講和条約、戦争責任、日中国交正常化交渉など深い知識と歴史観を問われる課題です。これを避けることはすでに総理の資質に欠けると指摘されることになります。もっとも総理の公約に憲法改正を掲げるようでは基本的知識に疑義を感じます。内閣総理大臣は現行憲法を遵守するのが職務であって、憲法改正の発議権はないのです。
2006/08/15 総理大臣の義務
総理大臣は憲法を遵守し、国益を守るのが義務です。小泉総理は、自分の意地を張って近隣諸国外交を壊したのですから、総理の義務を果たしていません。その総理を、昨年の選挙で熱狂的に支持したのはメディアであり国民でした。当時から彼の政治手法では、国益が損なわれることは誰の目にも明らかだったはず。
2006/08/13 靖国神社参拝
8月15日が近づいたせいでしょうか。小泉総理や安倍官房長官の靖国神社参拝問題をメディアが取り上げている。最近靖国問題の本質を明らかにする資料が次々と明らかにされている。昭和天皇のA級戦犯の合祀が慎重さを欠いたとの発言メモ、東条英機の戦死者以外を祭るべきではないとする指示文書などである。特に天皇の発言は大きい。戦死者の遺族は総理ではなく天皇に参拝をしてほしいからである。その障害がA級戦犯の合祀にあるとすれば、手段はおのずと分祀しかないではないか。この天皇の発言は重い。天皇は神道の最高司祭であるはず。ならば靖国神社側が宗教上の問題として改めて考慮しなければならないはず。
2006/08/10 故郷
故郷当別の知人と懇親。どの地でも活力は古き物と新しきものの邂逅にあります。当別は稲作の一大生産地。農業が主産業の地です。私の持論、「商工会と農協の交流が必要」。久しぶりにおいしいお酒でした。
2006/08/08 夏祭り行脚
この一週間地元の夏祭り行脚です。小さな家族的な花火を楽しむ会。子供が竹割り、お手玉など昔の遊びをお年寄りから教わっている催し物。3000人以上が焼き鳥やビールを楽しんでいるお祭り等等地域の活力の原点を見ました。握手もずいぶんしました。
2006/08/02 ベトナム、カンボジア公式訪問終える
久しぶりの東南アジアの旅でした。両国とも国つくりに燃えています。勤勉さと情熱を感じました。アジアを旅するとほっとします。昔とった杵柄というのでしょうか。
2006/07/26 副議長と海外訪問です
国会が派遣する正式ミッションに参加します。今回は横路副議長のベトナム国議長への答礼ミッションです。ベトナムは初めての国、日本人に似ているといわれているので楽しみです。
2006/07/25 札幌セミナー終える
地元での最大の行事、セミナーを終えました。渡部恒三委員長、森田実さん、集ってくれた1000人ほどの人々に勇気を与えてくれました、ありがとうございます。
2006/07/13 札幌での政経セミナー
毎年行っている地元での政経セミナー、今年で13回目を迎えます。第1回目の講師は当時まだ今ほど有名ではなかった菅直人さんでした。なぜ菅さんにお願いしたのか今ではあまり記憶がありません。今回は民主党の黄門様、渡部恒三さんと政治評論家の森田実さんです。渡部さんは私の直属の上司、森田さんは、世の中が市場主義論の政治学者ばかりのなかで、地方の大切さ、社会インフラの大切さを唱える辛口評論家です。
セミナーの準備におおわらわです。
2006/07/11 代表選挙日程固まる
9月12日告示、25日選挙と議員総会で承認されました。自民党の総裁選が終了直後のわが党の代表選挙です。
2006/07/10 北朝鮮拉致問題特別委員会開く
ミサイル発射、国連への制裁決議提出、北朝鮮を巡る諸問題を特別委員会で議論。それにしても小泉外交の一大成果と喧伝したピョンヤン宣言は反故にされたのだ。しかも一方的に。それにしても日本外交が中国、韓国、ロシアとの関係をしっかり築かれていないのが気がかりだ。
2006/07/05 北朝鮮の不可解
とうとう北朝鮮が弾道ミサイルを発射した。アメリカの独立記念日に敢えて行った。東アジアの緊張は一気に高まる。北朝鮮の真意をいぶかる。最近の中国、韓国、そしてロシアの親米的姿勢に苛立ちを覚えたのか。アメリカと対決姿勢を強めることで外交の新たな局面を作ろうとしているのか。ピョンヤン宣言に署名した小泉外交は破綻した。6日緊急に安保委員会の閉会中審査が行われる。
2006/06/28 危機管理
危機管理に失敗する例は共通している。世の常識とかけ離れてしまうこと。事態を楽観視すること。そして事実を小出しにすること。福井総裁もどうでしょうか。
2006/06/22 日銀の品格
国民を豊かにするために、金利政策の舵を取るのが日本銀行です。その国民が低金利に甘んじているとき、日銀関係者が利殖に走るのは品格に欠けます。総裁の椅子のために与党や政府関係者のまわりを走り回る姿は見たくありません。高潔で品格ある方々だと思っていただけに、残念です。
2006/06/20 福井日銀総裁の利殖
財務金融委員会の理事会に村上ファンド関連資料が福井総裁から提出されました。5年間で1000万円が2500万円になっていました。しかも金融政策が大きく変更される直前に解約手続きに入りました。やはり金融市場では日銀の信用を失墜させた。政府からの独立という日銀法の改正の趣旨にも合わなくなるでしょう。22日財務金融委員会は閉会中審査をすることになりました。
2006/06/16 国会閉会
土曜日、日曜日を残して国会は実質閉幕となった。最終日を日曜に設定する国会日程は、設定時は延長を前提としていた。それが延長なしとなったのは、当初の思惑が狂ったからだ。狂わせた要因は村上ファンド不祥事の広がりではなかったか。中央銀行の総裁がファンドで利殖に走っていた姿は、世界第2位の金融大国として恥ずかしい。来週20日に資料が提出される由。閉会中審査を求めることとなろう。
2006/06/13 最後の小泉総理との討論
昨日の決算委員会、小泉総理との衆議院での最後の討論となりました。東アジア外交を困難に陥らせた靖国参拝問題、「争点にしたのはマスコミ」との答弁。マスコミの皆さんそうですか?反論しないのですか?むなしくなる答弁を聞き、国益のため靖国参拝を取りやめた中曽根元総理の政治哲学との対比をしてしまいました。
2006/06/11 ヨサコイソーラン終わる
15年前に始まったヨサコイソーランが史上最大の参加者を得て成功裏に終了した。ファイナルのチームはどれもすばらしい出来だ。特に北海道外からはせ参じたチームのできは年々向上している。全国に広がりを見せている。いつの日か道外チームの大賞受賞の日が来るだろう。一方道内の地方のチームが縮小傾向にある。地方の景気の悪さが影響しているのだろう。
2006/06/09 シンドラー製エレベーター
シンドラー製のエレベーターの事故が頻発している。とくに小学校や公立病院に設置されている例が多いと聞く。価格が安いからだそうだ。安全の検査、価格の設定などに無理がないのか検証する必要がある。最近の公共事業の受注価格にダンピングの傾向がないのか、工事完了後のメンテナンスシステムはどうなっているのかなど、会計検査や公正取引委員会などが検証して欲しいものだ。
2006/06/06 村上代表の逮捕
村上ファンドの代表が逮捕された。村上氏は通産省時代、国費で留学MBAの資格を取得、帰国後自ら会社買収の法律を整備し退官した。オリックスの宮内氏の支援を得てファンドを設立。株式の売買で巨利を得た。彼が途をつけた物言う株主の流れは変わることがないだろう。しかし彼の姿勢にはかねてから疑問を持っていた。アメリカ留学で得た知識を結局私的に活用したこと(今国会で留学費用の返還を求める法律を作った)、また自ら法律を作りそれを結局は私的利益に駆使したと言える行為を行ったのだ。儲けることは悪いことではないが、高いモラルを必要とする事でもある。
2006/06/02 共謀罪の丸呑み偽装
談合しただけで罪となる戦前の治安維持法を連想される共謀罪、従来の日本の刑事法体系を大きく踏み越える法律案なだけに慎重の上にも慎重さが必要。そこで与野党で修正協議を行っている真っ最中、与党側から民主党案丸呑みの提案。何かあると疑うのは常識。案の定外務大臣が民主党案では条約を批准できないとのコメント。国際的な組織犯罪の条約を批准するための法律改正なのですからむちゃくちゃです。かくして「丸呑み偽装」と断じました。構造計算偽装にはじまり、年金免除偽装、そして今回。偽装大流行では正義が消し飛びます。教育基本法は子供たちに正義を教えることではありませんか。
2006/05/31 社会保険庁組織改正法案取りやめ
与党はとうとう審議中の社会保険庁組織改正の法案審議を取りやめ、別の法案審議を始めることになった。審議途中で別の法案に乗り換えるのは前代未聞。それだけ社会保険庁の免除不正はおくが深いのか。
2006/05/30 270万人の免除者
現在の社会保険庁が直接徴収している国民年金加入者は2、200万人。うち270万人が所得が少ないなどで免除を許可している。しかし1万2千人の社会保険庁職員でその業務は不可能。もはや国民皆保険を補償するならこの徴収方式ではだめなのだ。国民年金制度それ自体に問題があるのだ。
2006/05/26 年金偽装追求チーム発足
社会保険庁が年金未納率を引き下げるため、未納者に無断で納入免除手続きをした事件、完全に法令に違反しています。民間企業ではコンプライアンス(法令順守)が会社の存亡にかかわることとなっているのに、役所が法令違反をしているようでは責任問題になるのは当然です。それより未納分はいったい誰が補填しているのか。未納により誰が損をしているのか、審議の過程で明らかになるだろう。
2006/05/24 社会保険庁年金偽装
この役所はどうなっているのか。年金未納率を引き下げるため偽装した。民間から投入した長官の下でこの不祥事。小泉改革の本性が出た。国会で徹底的に追及します。
2006/05/22 ネクタイ
最近テレビで私の記者会見などが放映される機会が増えたらしい。地元に帰ると支援者からそんな話題が出る。もっとも会見の内容より「ネクタイの色が悪い」、「もっとおしゃれに気をつけよ」という方が圧倒的です。途方にくれていたとき、友人からネクタイをいただきました。感謝です。
2006/05/19 衆議院議長斡旋
共謀罪の強行採決が避けられました。河野衆議院議長が与野党国対委員長に「国際条約関係の法案であり、1昨日小沢代表と小泉総理との党首討論で”審議を充分尽くすべきだ”と合意しているのだから強行採決を避けていただきたい」との斡旋をされたのです。与野党はこれを受け入れました。
2006/05/16 いよいよ教育基本法の審議です
民主党案もまとまりました。官僚の作文でかつ自民党公明党の妥協策ではなく、はるかに簡明で格調の高い法案となりました。しかし憲法に匹敵する法案を会期末に持ち込み、審議時間もそこそこにとの与党のもくろみは、教育関係者だけではなく、国民に失礼だと思います。ちなみに私の父も母もそして私も教育関係者です。
2006/05/14 テレビの政治番組
土曜日、日曜日のテレビは必見となった。各党の責任者や大臣がどのように発言したかを知ることは、国会対策上不可欠です。本日のNHK、松本剛明政調会長しっかり主張してくれました。 もっとも土日の地元活動がこれで制約されます。TV録画機能つきのパソコン、購入しなければならないかな。
2006/05/10 初めての国会対策委員長会談
恒三委員長にとっては18年ぶりの会談、私にとっては初めて、今国会初めて、初めてづくしの会談でした。原則論で激しい応酬があるなど、途中中断をはさんでやっと教育基本法にの審議をする特別委員会設置の結論となりました。一触即発全面的な国会ストップの危機は避けられました。しかし共謀法など与党の強行の姿勢が強まっています。気は抜けません。
2006/05/08 国会論戦再開
ゴールデンウィークも終わり,いよいよ本格的後半国会の始まりです。数十年に一度の大法案が提出されました。教育基本法の改正です。国家の基本は人づくりにあります。私たちは、憲法に次いだ大法案と考えています。与野党の激しい論戦が予想されます。
2006/04/30 読書
加治将一著「あやつられた龍馬」を一気に読む。幕末の長崎のグラバー、英国外交官のアーネストサトウ、かねてから不思議に思っていたことが一気に解けた感じだ。手島さんのウルトラダラー、立花隆の天皇と東大、ゴールデンウイークは読書です。
2006/04/29 ブッシュ大統領 横田さんと面談
昨年の11月私は拉致特委員会で麻生外務大臣に「拉致問題は北朝鮮との2国間での交渉は暗礁に乗り上げている。切り開くには国際世論を作ることが必要だ。ボスニア戦争を題材とした「戦争広告代理店」をぜひ参考にされたい」と質問をした。とうとうブッシュ大統領まで動かした。横田さん頑張れ。もう少し。
2006/04/28 気が抜けません、国会対策
平成の治安維持法ともなる共謀法の与党単独採決を防ぎ、民主党対案修正を出すことができた。この法案はあまりにも問題が多い。市民グループが座り込みを相談するだけで犯罪になったりする。もともと国際的なテロ組織の犯罪を未然に防ぐための法律だったのだが、その対象範囲が拡大したのだ。ゴールデンウィーク明けが山場となる。
2006/04/26 鍛えます、太田和美議員
もっとも若い衆議院議員太田和美さんが28日の本会議で紹介されます。党の仕事は国会対策委員、つまり私の所管になります。自民党の若手議員と違い割烹料亭などに関心はないそうです。しっかり仕事を覚えてもらいます。国会対策副委員長の諸兄は皆さん厳しい兄貴、姉貴です。てぐすねひいて待っています。鬼軍曹役は三井議運理事にお願いしました。もっともちょっぴり心配なのはユミカオルが来たと喜んでいる渡部黄門さんですが。
2006/04/23 千葉7区補欠選挙勝利
勝ちました。小沢代表を先頭に民主党が結束してつかんだ勝利です。すべとの民主党国会議員が7区に入りました。太田和美さんと一緒に戦いました。明日からの国会論戦に元気が出ます。
昨日渡部委員長と菅代表代行と一緒に7区に入りました。とにかくすごい人が聞いてくれました。見に来てくれました。私「勝つ勢いだ」、菅さん「投票率40%超えれば勝てる」、それがなんと50%です。いかに関心が高かったか。なかなか補欠選挙で勝てなかったジンクスも破りました。
2006/04/21 教育基本法の改正
自民党と公明党で議論をしていた教育基本法の改正案を本国会で提出するようだ。いっきに国会は緊張感を増す。
2006/04/20 渡部委員長の質疑
国破れて山河あり、と言うが小泉改革ではその山河もなくなる。これでよいのか?恒三節が響きました。人の心を。たいしたもんです。菅さんいわく。今日のワイドショウは渡部委員長に持ってかれたな。
2006/04/18 明日の行政改革特別委員会
いよいよ大詰めを迎えた行政改革推進法の審議、菅直人代表代行と渡部恒三国会対策委員長が立ちます。委員長と質問事項の打ち合わせです。26年ぶりの質問、楽しみです。
2006/04/14 はなから大仕事です
民主党は厚生労働委員会の出席を断りました。がん対策法案の審議を与党側が断ったからです。医療制度の審議に具体的ながん対策を審議できないのでは片肺です。しかし審議拒否は国民の知る権利、国会の審議する義務を掛けた戦術です。ここで国会対策委員会の出番です。がん対策法案関係者に代わって自民党の国会対策委員会と交渉するのです。昨日から今日にかけて神経戦の交渉が始まりました。なんとか本日冒頭から正常化しました。はなから大仕事です。おかげで昼食抜きです。
2006/04/11 国会対策委員長代理になりました
渡部恒三さんを支える委員長代理に任じられました。13年前 恒三さんのもと国会対策をしました。最初に教えてもらったのが「荒井君、そこは君の座るところではない。村山君の席だ」 (席順は政治家にとって大切なのです。村山さんとは後に総理となる村山富市さんのことです)
2006/04/09 執行部は菅さんが代表代行に
鳩山さん以下旧執行部はそのまま残留となりました。また緊急対応であった兼務は解くこととなりました。
2006/04/08 心静かに恩師をしのぶ
谷中のお寺で書道の練習をしていた仲間が集まって、亡き師をしのびました。昨日までの喧騒な社会から一転、静かに薩摩びわを聴きながら師の言葉を思い出していました。
2006/04/07 小沢一郎さん新代表に
とうとう選挙になりました。公明正大に選挙で選出の声が流れを作りました。そしてWe must change to remain the same.
名演説でした。
2006/04/05 民主党代表選挙
菅直人と小澤一郎両衆議院議員での代表選挙が行われることとなった。一時は話し合いによる一本化との手法も取りざたされたが、公明正大で民主主義の基礎である選挙によって選ばれることとなった。もっとも最近は自民党でさえ話し合い一本化は,密室談合と批判されることから選挙で選んでいる。いわんや民主党は選挙で代表を選ぶという民主党文化をこれまで培ってきた。その手法はよき伝統になりつつあるのだ。ところで小澤一郎先生を称して「新鮮なその未知数にかける」との評が出されているが、5回も新進党などの政党の代表をされ、自民党の幹事長を3度も経験されている方には失礼ではないだろうか。菅さんについては、昨年9月の前原さんと争そった選挙戦時に比しはるかに気力が充実していると見受けた。昨年の総選挙大敗後、多くの優れた政治家が党再建の最高責任を担うことに逡巡していたとき、自ら買って出たのは菅さん前原さんのお二人だけであった。いま前原氏が倒れ、後は自らが挙党体制を創るしかないとの気迫を前回以上に感じる。
2006/03/31 前原氏辞任
メール問題調査報告書が議員総会に提出され、同時に前原氏の代表辞任、永田氏の議員辞職が発表された。昨日北海道ブロック国会議員会での前原氏は普段の彼に戻っていた。何かを決心したなと印象を受けた。さあこれから民主党の再建に向かって邁進です。
2006/03/30 農水産省若手との勉強会
民主党の若手と農水産省の若手官僚との勉強会。双方に取り勉強をするよい機会となりました。
2006/03/28 公務員たたき
世の中ぎすぎすしている。社会の不満をどこにもっていいのかさまよっているようだ。こんななか抵抗できない人々にその不満をぶつけているようだ。また政治家の一部がそれをあおっている。典型的なのが公務員バッシング。先の郵政選挙は郵政の民営化問題より、公務員バッシングをテーマにしたかのようだ。社長が社員をけなす会社には未来はないのだが。
2006/03/26 札幌は雪割りの真っ最中
日差しが強くなり玄関先にたまる雪を割っている人々の姿が見られます。もうすぐ春です。
2006/03/22 バイオマス研究会発足
数人の仲間と霞ヶ関の専門家でバイオマス研究会を立ち上げました。木質バイオマス、下水汚泥バイオマス、畜産廃棄物バイオマス、エタノール醗酵バイオマスなど各種あることが判明。ブッシュ米国大統領は2025年までに中東からの輸入石油の75%をバイオマス等で代替することを表明。バイオマス時代はすぐそこまで来ている。拍車を掛けて準備をしなければ。
2006/03/21 WBC日本勝利
久しぶりに国会も日程がなく、娘たちとWBCのテレビ観戦、勝ちましたね日本。8回の裏1点差に詰め寄られたときは「負けたかな」と思いましたが、9回打線が爆発。守備、走塁、日本の技術はキューバを上まわっている。それにしてもイチロウは「宮本武蔵はこんな男だったのだろう」と想像させる。おめでとう王JAPAN..勇気と元気をもらいました。
2006/03/20 大雪の中の街頭演説
弥生20日、やっと北海道も日差しが春らしくなってきたと思ったら、今朝は大雪でした。のろのろ運転の車に向かって訴えたのですが、中には手を車内から振って激励してくれる人もおりました。ありがたいかぎりです。
2006/03/17 農業再生プラン
菅代表時代に骨格を作った「直接支払い」と、「自給率向上」を目的とする農業再生プランを政府提案の法案の対案として提出。やっと活発な国会が戻ってきた。日本の活力の原点は農村にあり。
2006/03/15 最近、怒ること
ワールドベースボール クラシックでのアメリカ審判の不当な判定、あれは何ですか。判定が覆ったあとの観客の様子を見て、どうも最近のアメリカおかしくないか?フェアさを最も重んじる国民がどうしたのだろう。
さらにもうひとつ電気用品安全法の改正だ。リサイクル電気用品関係者に周知徹底が不足したため、30万社、500億円のリサイクル購買層に影響が出る。業者、消費者合わせて300万人以上の生活に影響が出るのだ。しかもその影響を受ける者は経済弱者である。もはや行政として失敗したということだ。善後策を講じるのが政治の役目。法律の発動を延ばすしかないであろう。
2006/03/14 起き上がりこぼうし
渡辺恒三国対委員長が郷里の土人形、起き上がりこぼうしを議員の皆さんにプレゼント。転んでも転んでも起き上がる「こぼうし」、今の民主党に必要な精神です。
2006/03/12 マージャン大会のはしご
札幌の冬はお年寄りには厳しい季節です。どうしても家に引きこもりがちです。そこで荒井後援会は毎年各地でマージャン大会を催しています。私も参加するのですが勝てません。うまいのです。お年寄りのマージャンの腕前はなかなかです。「まだまだ未熟じゃノー」とカラカワレます。どうもメール問題の後遺症です。
2006/03/10 ガンの放射線治療 議員立法に向けて
日本のがん治療が抗がん剤や外科的治療に偏りすぎている。アメリカ並みに放射線治療を普及させるべき。しかし医学部教育の問題などがあって専門医や技術者が圧倒的に不足している。民主党として議員立法を検討すべきではないかと専門家の意見を交えて議論した。
2006/03/09 明治の教育
八田與一から明治の教育に関心を持った。内村鑑三や新渡戸稲造などの知性が何故一度に同じところから輩出したのか。北海道大学の前身である開拓使仮学校に行き当たった。芝公園に其の石碑があると知りいってみました。明治5年札幌農学校の前身は芝の御成門で産声を上げていた。学生120名、女子学生50名である。女生徒は北海道の男性と結婚することを誓約していた。この170名の人たちのその後を知りたくなりました。
2006/03/07 まだ続く堀江偽メール問題
メール問題に関し謝罪広告、検証チームの作業、情報提供者への法的処置など後処理で幹事会が忙殺されています。
2006/03/05 厳しくも暖かい国政報告会
メール事件後初の国政報告会。誰も来てくれないのではないかと危惧しましたが、以前と同じ程度に来てくれました。熱心に聞いてくれました。この間国会は停止していたわけでははないこと、メディアが取り上げてくれないこと、昨日の県連幹事長会議の様子など、そして小泉改革と国家の品格の話をしました。
厳しいお叱りを受けましたが、一方激励も受けました。本当にありがとうございます。
2006/03/04 超ベテラン
国対委員長に渡辺恒三さんが就任。ユーモアたっぷりの挨拶は私たちの気持ちを和ませてくれる。「つらいときこそ笑顔」いいですね。何回かつらいときを乗り越えた人だけがベテランになれる。
2006/02/28 過ちをあらたむるに
永田君の会見は中途半端。執行部に、1武部さんへの明確な謝罪、2堀江メールは偽物である、3仲介者を明らかにする、この3点が是非必要だと意見を述べた。信頼を取り戻すには「逃げている」、「隠している」の印象を払拭しなければならない。
2006/02/27 荒川選手の金メダル
上位選手が次々とプレッシャーに負けて転倒していく中で、しっかりと演技していた荒川選手の精神力は見事だ。安藤選手の失敗しても失敗しても挑戦した4回転ジャンプ。これもすごい。練習で90%以上成功しなければ本番では演じないものだろう。この挑戦は必ず将来花開く。日本チームのすばらしさは村主選手を加え3人の団体で個人戦を戦ったことだ。ライバルであり友である3選手がいて金メダルが取れた。政治もまたしかり。個人戦では限界がある。団体としての組織力、戦略性が必要だ。民主党執行部に是非指導力を発揮してもらいたい。
2006/02/23 年金未納問題との類似性
ホリエモンメールの真贋をめぐって国会もメディアも大騒ぎだが、どこか3年前の菅代表年金未納問題に似ている。菅さんの年金の未納(結局社会保険庁は手続きミスだったことを認める)をめぐって大騒ぎの陰で年金の本質的議論は放り出されてしまった。ライブドアの粉飾決算が明らかになった。市場を欺き、多くの株主をごまかし続けた人を勝ち組、世のヒーローと褒め称えた事実は変わらない。社会のモラルが著しく損なわれることになった。その議論を党首討論でして欲しかった。
2006/02/21 梅が咲き出しました
高輪の議員宿舎の紅梅が咲き出しました。朝会館に出勤するときその美しさにはっとします。まだまだ寒い朝なのですが、その中で可憐に咲く梅の花は何かほっとします。
2006/02/18 本質が置き去りになる
ホリエモンメールの真偽をめぐって自民党と民主党の攻防が続いている。しかし本質は市場を欺いたホリエモンを市場の監視人たる人々がこぞって小泉改革の象徴として賞賛したことにある。なぜ市場は欺かれたのか、なぜ賞賛したのかその責任と改善策を議論しなければ国会議論とはいえない。
2006/02/15 何故国民は政府に不満を持つか
大きな政府小さな政府の研究会でY教授の講演を聞く。「日本の政府は国民負担率から見て軽税国家であり、人口当たり公務員数から見て世界に冠たる小さな政府である」然るに何故政府に不満を持つか?「規制が多すぎ、官僚の裁量幅が大きすぎ、国民の需要に応える行政がなされていない。つまり重たく不透明でミスマッチの政府」との指摘は当たっている。リスクをヨーロッパのように社会で負担するのか、アメリカのように個人で負担するのかが政策の分かれ目だ。私には正しき選択は中央にあると思うのだが。
2006/02/13 台湾のランタン祭り
台湾最大の祭りランタン祭に札幌のヨサコイが招待された。230名の踊り子隊を率いて札幌からチャーター便で台湾へ。ヨサコイソーランを見るためもあって数十万人の人々が押しかけてきた。舞台では台湾の学生隊と意気投合してともにヨサコイを踊っていた。見事な民間外交を成功させている。合間を縫って台湾の農村開発の父と尊敬されている八田與一技師(彼の事跡を国会で取り上げたことがあります)のゆかりの地を訪れることができた。
2006/02/09 映画の話題
経済評論家のS氏の話しを聞いた。1955年にスタートしたサンダーバードは私たち団塊世代の憧れの映画であった。宇宙ステーション、宇宙をつなぐテレビ会議、作業する小型潜水艦、当時はそれが夢であったが今や実現している。わくわくする未来、イメージできる夢は現実化する。
2006/02/07 東京の新春の集い
今野さんの東北落語を楽しんで会が開かれました。横路副議長、前原代表も駆けつけてくれて和気藹々の会になりました。テレビカメラが3台も来てお二人のツーショットを狙いたかったようです。若手の寺田君が結婚指輪のいい話をしてくれました。たくさんの方に囲まれてますます勇気が出ました。
2006/02/06 団塊ジュニア党
FMアップルで31歳の青年教育家佐藤君を紹介した。彼は札幌生まれで東京三菱銀行に入社、銀行を退社してハーバード大学で教育学を学ぶ。日本に教育の新風を吹き込もうと頑張っている。今回は神社を舞台に、森鴎外を素材に日本人の知恵を教えたいそう。団塊の世代の子供たちが頑張りだした。この世代に団塊の世代の知恵や経験を伝えて行きたい。
2006/02/04 投資と投機
株式投資とは会社を育てる、会社の未来をともにリスクをかけて作り上げることのはず。しかし最近の証券取引所は、投資の場ではなく投機の場になっているのではないか。投資家というより相場師が跋扈しているような証券市場は健全さとはほど遠い。最近小学生に株式投資のトレードの仕方を教えているところもあるらしいが、朝に買って夕べに売却するのは投資とは言わないということをしっかり教えているのか。相場師を育てているとしたら誤りだ。霞ヶ関で国家的情報を得、外国に公金で留学した元公務員が投機に走っているのは大きな社会的問題だ。
2006/02/03 札幌の新春の集い
猛吹雪の中1000人以上の方に来ていただきました。本当にありがとうございました。全員と握手しました。
2006/02/02 東アジア外交の建て直し
外務大臣が天皇陛下の靖国参拝に言及したり、農水大臣が閣議決定事項と異なる答弁をして自らの進退問題に触れたり。挙句の果てはまたまた防衛施設庁の官製談合が摘発されたりと小泉政府は緩みっぱなし。前回の防衛庁の官製談合事件では防衛庁長官が責任を取って辞職をしています。さてこの内閣9月までには辞職ラッシュになるのでは。
2006/01/30 気の緩み
来週は札幌、東京それぞれの後援会の新春の集い。疲れた顔はご法度なので散髪をして今年初めての完全休養。家内と映画に行きました。キングコング見ました。団塊の世代にはなぜかターザンとかキングコングは懐かしいです。窓口で「50歳台の方のペア週間ですので二人で半額2000円です」。なんか儲かったような恥ずかしいような。
2006/01/29 キングコング
高輪の議員宿舎の紅梅が咲き出しました。朝会館に出勤するときその美しさにはっとします。まだまだ寒い朝なのですが、その中で可憐に咲く梅の花は何かほっとします。
2006/01/27 日本の戦争力
小川和久著「日本の戦争力」は自衛隊のレベル、アメリカとの同盟関係、駐留米軍の基地の規模、北朝鮮の軍事力など整理されている好著です。特にアメリカの圧倒的な軍事力の前に”片務的ではない軍事同盟”を結んでいる国などない。”アメリカは自国の国益のため戦略的同盟を結んでいるのだ”、”日本の提供している米軍基地は世界最大級であり燃料弾薬の集積基地として戦略上きわめて重要である”など事実と数値データをしっかり捕まえて分析している。最近の安全保障政策や日米安全保障条約の論調が情緒的、感情過多ではないかと懸念していたが、さすがに軍事評論家の分析は客観的で鋭い指摘が多い。
2006/01/26 公務サービス
北海道の公務員の皆さんと意見交換をした。公務サービスとはなにか、人員の削減によりどの部分がサービス低下するのかその説明が必要です。価格は変わらず(税金)品質が悪くなるのであれば(サービスの低下)不買運動が起こります。国道が市道に移管されれば除雪の程度が幹線道路でも市道並みになるということです。そんな説明が必要でしょう。
2006/01/25 民主の風
久しぶりに民主の風の仲間と痛飲。1993年日本新党で当選し細川政権を支えたのだが、当時の政治の渦に巻き込まれた日本新党は、新進党とさきがけに分裂合流していった。ともに民主の風として離党した仲間、前原さん、枝野さん、高見さんそして私。懐かしい話に花が咲く。当時の混乱を乗り越えてきた苦労話も懐かしい。まだまだ楽にならない。苦労の連続だ。特に前原さんには重荷を背負わせている。みんな途を切り開くべく頑張っている。それが政治でしょうか。
2006/01/24 本格論戦はライブドアから
ライブドアの堀江氏逮捕。小泉竹中路線は健全な市場が機能していることが前提である。この市場を通じて勝ち組としたのが堀江氏である。時代の寵児として若者の英雄に仕立て上げたのは小泉総理である。しかしホリエモンの手法が違法であり、まやかしの勝ち組であったのだ。また市場はそれを見抜けなかったのだ。市場は万能ではない。市場の監視人が市場をゆがめた張本人と手を握り合っている姿は醜い。
2006/01/22 雪害
今年の雪被害は昨年をはるかに上回っている。私の事務所の車も動けなくなってしまった。ご近所の動けなくなった車を雪から出してやって感謝された。この雪害は東京の人には理解できないだろうと思っていたら首都圏の9センチの雪で交通マヒ。札幌は2メートル。雪を克服できる街づくりが必要だ。さしあったって雪捨て場の確保。近くの公園を利用しようとしたら公園法で禁じられているとか。融雪側溝を作ろうとすると河川法で水の利用ができないとか。改革すべきことは身近にまだまだ多い。
2006/01/21 小泉政権の責任
勝ち組ともてはやし、小泉劇場形政治の立役者と賞賛していた人々の責任は重たい。不正な勝ち組、市場さえゆがめても許されるかの錯覚を与えた武部幹事長、竹中大臣。特に竹中さんは金融担当大臣までされた方ではないか。ホリエモンの手法が危ういことは先刻承知であったはず。「官から民へ」の大合唱の元、構造設計偽造事件がおきている。真相が解明もされないうちに次から次と小泉改革のゆがみが噴出している。
 さらには米国からの牛肉輸入は、アメリカ国内での検査体制の整うまで許可すべきではないとの指摘にもかかわらず、最も信頼していた日米関係を損ないたくないとの思いで強行。結果は大失敗。政治は結果責任です。国会で議論させてもらいます。
2006/01/20 通常国会始まる
いよいよ小泉総理最後の通常国会です。ライブドア事件、建築設計偽造事件などは、小泉、竹中が始めた改革がもたらした負の部分である。果たして小泉構造改革がこの国にもたらしたものは正しかったかどうかを問う国会になりそう。それにしても一代の寵児ともてはやされたホリエモン、それを手のひらを返すように石もて追うかのごとくのごとく、相変わらずメディアの変節振り。もっともそのメディアを最大限利用したのがホリエモンだったのだが。
2006/01/18 東京証券市場閉鎖
ライブドアをめぐってストップ安、東京証券市場は閉鎖。市場はこの事件の奥深さを懸念している。市場にすべてをゆだねてきたことが今重大な局面を迎えようとしている。
2006/01/17 やっぱり出てきます癒着
小嶋ヒューザーズ社長の証人喚問、安倍官房長官から伊藤元国土庁長官ぼろぼろ名前が出てきます。旧建設省にどのように働きかけたのか、日ごろの関係はどうだったのか明らかになると良かった。それにしてもこの証人喚問史上最低の喚問委員会です。小嶋証人がほとんど証言拒否をするのですから、今後何らかの是正処置を求めるべきです。
 ホリエモン事件も東京地検が捜査をしていること、政治がらみの臭いがする。権力のうまみを求めて政商は、旧田中派から森派に移ったことを見せている。
2006/01/13 国家の品格
数学者の藤原正彦氏の著書国家の品格を読む。最も論理的思考法の数学者が「社会科学での論理敵結論と称するものははほとんど誤り」との指摘は痛快だ。論理学は出発点が大切。論理の出発点を決めるのは論理ではない。数学の世界でさえ不完全性定理が存在している。情緒や形の大切さ、美的感覚の鋭さがさまざまな才能の花を開かせる。日本人の美質に武士道にもとづく「卑怯」を忌むの精神がある。この文化風土から見ると市場原理主義や競争社会が日本的なる物と相容れないことがわかる。柔道競技に体重制を持ち込んだアメリカが、こと経済活動になるとむき出しのエゴを許してしまうような社会をよしとするのはなぜだろうか?竹中流のシカゴ学派経済政策へのアンチテーゼを経済学者以外の人々が訴える機会が増えてきている。経済政策の専門家しっかりのメッセージか。
2006/01/10 希望格差社会
勝ち組負け組みなる言葉が氾濫している。一人の勝ち組の下には、数人いや数十人の負け組みが存在していることを忘れているかのようだ。負け組みであっても努力することの大切さ、いつかその努力がかなうという希望を抱くことが健全な社会ではないのか。努力しても希望がかなうことがない社会は格差社会である。われわれの先輩は、その格差のない社会を追い求めてきたのです。市場主義は勝者の世界です。でもその勝者たちが商売の相手にしているのは決して勝者の人々ではないのです。
2006/01/04 謹賀新年
明けましておめでとうございます。
元旦から行事5件、国会始まる19日まで新年会000件。
「代議士、そんなの数えないほうがいいですよ」

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