医療的ケア児支援法案の成立を求める署名

すでにSNSではご報告しておりますが、2021年5月14日(金)夕方、#医療的ケア児支援法案 の成立を求める署名を、衆議院厚生労働委員会の与野党筆頭理事に手交し、一日も早い法案成立をお願いしました。

このネット署名を呼びかけようと立ち上がってくれた当事者のお母さんたち、#永田町子ども未来会議 の発足当初より法案提出を目指すまでの議論をリードし続けてくださった #医療的ケア児者支援協議会 の前田浩利医師や、親の部会の #小林正幸 部会長と息子の大地くん、#日本小児在宅医療支援研究会家族連絡会 の発足に尽力いただいた #綾崇 さんと優太くんも会場に駆けつけてくれました。
そして、従来の自治体への努力義務規定だけでは超えられない壁について、根拠法をつくることで現状を変えなければならないという原動力を未来会議に与えてくれた、山田萌々香ちゃんもオンラインで発言してくれました。
萌々香ちゃんは前夜からの体調悪化にも関わらず、「大切な法案のためだから」と痛みに耐えながら、学校に通いたいという強い意思を伝えてくれました。
萌々香ちゃんは、この春、小学校を卒業して中学生になりましたが、親の付き添い問題が解消せず、大好きな学校には月に数回しか通えていないのが現状です。私たちは、この法律を武器として、現状に立ちはだかる大きな壁をひとつひとつこじ開けていこうと決意しています。
当事者のみなさんの言葉と思いが本当に胸に迫りました。会場に来られなかった全国の多くのご家族の涙や思いの分まで、しっかりと届けることができたと感じています。
両筆頭からは、「本当に重たい署名を受け取った」「与野党が喧嘩する法案もあるが、この法案は別。与党も野党も一緒になって実現していく」と、今国会での早期成立に向けた一層の尽力について力強いご発言をいただきました。
会場には、#橋本岳 厚労委員会与党筆頭理事、#長妻昭 野党筆頭理事はもちろんのこと、永田町子ども未来会議の仲間とともに、各政党での法案賛成了承に汗をかいてくださった、公明党の三浦信祐議員(党障碍者部会委員長)、下野六太議員(同、事務局長)、共産党の宮本徹議員(党厚労部会長)も駆けつけてくれました。
さあ、いよいよあとひと息です。立場も超えて、与野党も超えて、当事者のみなさんの思いと一緒に成立に向けて全力疾走です!
○ネット署名26,574名
○全国の障害児者支援団体による団体署名58団体
(会員総数6,376名、うち医療的ケアを必要とする会員数2,631名)
○参加国会議員
橋本岳 衆議院議員 長妻昭 衆議院議員
#野田聖子 衆議院議員  #高木美智代 衆議院議員
#木村弥生 衆議院議員 #宮路拓馬 衆議院議員
#三浦信祐 参議院議員 #下野六太 参議院議員
#宮本徹 衆議院議員 #舩後靖彦 参議院議員 #荒井聰
アーカイブ動画はこちらから
https://www.youtube.com/watch?v=wLvC1avNIN4

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