萩生田文部科学大臣への要望

《学校における医療的ケア体制・学ぶ権利の保障/インクルーシブ教育の実現、ならびに医療的ケア児施策関連予算の拡充に関する要請》
永田町子ども未来会議の超党派の仲間とともに、本日は、萩生田光一 文部科学大臣への要請です。学校における付き添い問題の解消や、インクルーシブ教育の実現をお願い致しました。
私からは、先日の永田町子ども未来会議に来て学校に行きたいと読み上げた、11歳の医療的ケア男児うた君のメッセージもお見せしながら、「自治体間格差が大きくなっているなかで、インクルーシブ教育をどう実現していくか。現実にあった施策からどんどんやっていくのが望ましい」と発言。
ご自身が当事者である、舩後靖彦議員の「障害児は信じられない力をもっている。教育面で伸ばしたいと思っているのでよろしくお願いします。」という言葉はとても胸に響きました。
萩生田大臣からは、市町村単位でインクルーシブ拠点校をおくモデル事業を来年度予算で準備を進めているとご発言をいただきました。
また、話題は、先日私も体験して感動した #ダイアログインサイレンス へと及びました。
コロナ禍で、小学生たちが飛沫防止のために壁をに向かって黙って黙々と給食を食べる現状を変えていけるよう、簡単な手話やジェスチャーを使ったダイアロク(対話)のモデル事業を三鷹と世田ヶ谷で実施中とのことです。
大臣は「全国に展開していきたい」と熱く語られていましたが、ぜひとも実現していただきたいと私も思います。
不自由さとともに生きる子どもたちの可能性を開くこと。まさに教育の根源で、本質です。
党派を超えて、力をあわせて頑張ります。