格差解消と消費税を考える会

少子化時代においては、人材育成の重要性がより増しているも関わらず、所得格差が教育格差を広げています。

貧困問題の解決に向けて、逆進性の高い消費減税を含めて幅広く勉強することを目的に、本日、第一回勉強会をスタートさせました。

呼びかけ人のひとり、#馬淵澄夫 さんが交通事故のため残念ながら欠席となってしまいましたが、#岸本周平 さん、#松原仁 さん、私の超党派国会議員だけではなく、民間からも教育格差や子どもの貧困・不登校問題にライフワークとして取り組む #前川喜平 さん、#寺脇研 さんに呼びかけ人に加わっていただきました。

今日は、前川喜平 元文部科学事務次官の講演についで質疑・意見交換を行いましたが、経済格差と学力格差の相関関係、教育無償化の制度的問題点、不登校や夜間中学の問題、日本で暮らす外国人の子どもたちの学習権保障問題など、多岐にわたる諸課題を網羅的に再認識する初回勉強会となりました。

前川さんには、文科省現役時代にも医療的ケア児を支援する超党派の #永田町子ども未来会議 を立ち上げる際など大きな後押しや協力をいただきましたが、柔軟で熱い前川節は健在です。

次回は、消費増税が日本を破壊するという論陣を展開する京都大学の藤井聡教授を講師にお迎えします。

また、呼びかけ人のひとりでもある寺脇研さんが私財を投じてつくった映画、「子どもたちをよろしく 心の叫びが聞こえますか」の上映会も行います。

ギャンブル依存症の父子家庭や、アルコール依存とDVというふたつの家庭が出てくるそうで、結末は、家庭にも学校にも居場所がない子どもたちが自死を選ぶという、いまの社会の問題をリアルに描いた作品だそうです。

「けっして心地よい映画ではありません。利潤目的の映画会社にはつくれない作品だからこそ、つくる意味がある。できるだけ多くの人に、まずは見て、子どもたちが置かれている現実を知ってもらいたい」と寺脇さんの言葉です。子どもの貧困問題に関わる自治体関係者や支援NPOなどによる上映会も各地で予定されているそうです。

https://www.facebook.com/kodomoyrsk/

私も学校法人の理事長として、教育に携わる端くれとして、子どもたちの窮状や教育機会の不平等を見過ごすわけにはいきません。
幅広い仲間たちとの真剣議論を通じて、法制度や税制見直しを含めた解決策の提起に結びつけていきます。